パチスロにしたのは、手っ取り早いから、と言うのと二人が一番得意とするところだから。
一万だと平台(パチンコの羽根もの)で増やすのが一番確実だが時間がない。
新宿というのも少し怪しい感じがする。
取り敢えず10時〜14時までという短い時間で勝負することに。
富士銀行の前に9時に待ち合わせることに決め、少し作戦を練って行く事になっていたが、
当日の朝、新宿に着いたのが11時過ぎ。二度寝してしまったのだ。
寝坊はギャンブラーにとって命取りになる。反省。ヒロに謝る。
「いいよ、俺もまだ酔ってるから。」がーん。
朝まで酒を飲んでいたらしい。
大丈夫か?ちょっと心配になってきた。
新宿アルタ裏の某パチスロ店にその機種はあった。
”スーパーリノ”パチスロ界初の合法連チャン機だ。
超簡単に言うと、いっぱい出るときと、絶対に出ないときとが交互にある、ということだ。
今回の目的はその、いっぱい出るときを狙うという超簡単なもの。
そんなことできるのか?
さぁ、作戦開始。
カニ歩き、2000円目、俺が777をひく。出玉は370枚。連チャンに期待したが残念ながら無し。
ヒロもカニ歩き3000円目、777をひく。「よしっ!」
しかし、これも連チャン無し。
出足としては最高のスタートを切った。
そのときヒロが「今 やめたら勝ちだよね。」
スタートから20分足らず。しかし、ここでやめるのもギャンブラーの潔さだ。
少なくても勝ちでやめる。負けないギャンブラーはそれができる。
スペーススペーススペーススペーススペーススペーススペーススペーススペース
(成清)
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