「ケイバは必ず負ける」皆そう言う。 「負けないコツは手を出さない事」とまで言われている。 だから俺は普段やらない。じゃあなんで今回選んだか? えへへ、俺には秘策があるのだよ。 一番ドキドキできて確率的にも”ムリ”のない方法が。 それは『逆ケイバ』。俺もこんなかけ方した事ないのだが、 一番人気の馬を外してそれ以外の絡みを全て買ってしま うのである。 枠順(わくじゅん)で買うので約25通り。 一番人気が外れれば、オッズは後の楽しみだ。 一番人気よ、こけろっ! |
突然ですが番外編… 僕は今回、カメラマンとして付き添う事になった。 当日の朝、新宿駅に着きヒロ(川本)とナリ(成清)を待つ。 この日の第1の事件が起きた。ヒロが来ない! 彼もタテヨコの稽古で疲れているのだろう。 気持ちを切り換えて、いつも乗らない休日の朝の電車にナリ 君と乗る。 そこで早くも第2の事件が起こる。なんだ、この匂いは? 車両中におやじの匂いが充満している。 個性など何もない、同じ様な顔をして、同じ様な服を着て みんな同じ新聞を見ている。 そして赤ペン!!なぜ?新聞はともかくペンは青でもいいじゃないかー!!何だか圧倒されつつ僕はこの電車の中で 唯一の若者、相棒のナリ君に助けを求めようとしたその時!! なんとナリ君も新聞と赤ペンを持っていた。しかも新聞2冊! これまで一緒の劇団で同じ感性を共有していた仲間がまさか 赤ペンを持っているとは…逆にそんな赤ペンを持っている ナリ君が頼もしくも見えた。 まず何もわからない僕は百戦練磨のナリ君が言うままに第1R の馬券を走って買いに行く。 走る中僕はこの手に握りしめた 1000円が何倍にもなって、この手に収まりきれなくなったら どうしようかといらぬ心配をしてしまった。そしてほんの数秒 後それは本当にいらぬ心配になった。1000円をスッてしまった。 すげー走ったのに。隣のまだ息の荒いナリ君は9000円も自費を スッっていた。 まだまだ、午前9時40分、今日の大勝負は 始まったばかりである。 要は帰る時に勝っていれば何の問題もないのだ。 スペーススペーススペーススペーススペーススペーススペーススペーススペース (松田) |
やっぱり、競馬場は広い。ターフも客席も広い。
バイト休んで来たかいがあったなー。 |
まさかまさかの3連敗!? 3レース分投資額トータルで16,800円 なので…。 元金15,000円→−1,800円 1800円のマイナス!!? |
次からは自費で頑張ります。