2009年09月01日

原扶貴子の「開国!恋の黒船はハーレクイン」

~すべてがハッピーエンド?!な欧米恋愛小説ハーレクインを
サムライ原がぶった斬る!~

読書の趣味は国粋主義、弓道初段の原です。

みなさん、ぶっちゃけハーレクインって読んだことありますか?

周囲でも読んでいるという話は聞いたことがないし、
ましてや「面白いから読んで!」と薦められたこともない。
けれど、
調べてみると、どうも毎月黙々と新刊を発売し続けているようで、
その活動の様子は、
さながら海外の秘密結社のような不気味さを思わせます。
が。
ハーレクインと聞いて連想するのは、

「くんずほぐれつの愛欲物語」
「勉強もせず恋愛に明け暮れるハースクール生活」
「ご都合主義の玉の輿物語」

こんなところじゃないでしょうか。

えぇ~い!日本の恋愛は、“三歩下がって三つ指ついて三行半”。
毛唐かぶれの恋愛なんぞに日本を渡してなるものか!
攘夷じゃ攘夷じゃ~!
くやしかったら、私を夢中にさせてみろ!
さもなくば一刀両断、返り討ちにしてくれるぜよ!!

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若狭勝也の「35歳にして、追試。」

~国語の成績が全くダメだった若狭が、涙の再テスト!~

わちにんこ!こんにちわ!

若狭勝也です。

僕は天才だった。
勉強せずとも“学年5位”には入る頭脳を持っていた。

え?なんで?みんな出来ないの?!

それが分からなかった。

せ~のっ!数学はね☆

一度のテストで、覚えなきゃいけない“公式”は3つくらい。
それを覚えれば、あとは応用。
テスト勉強ってほどじゃない。
なんなら、授業を聞いていれば、あらためて勉強する事もない。

ピアニストがピアノを弾くように、問題を解く。
楽譜(公式)が違うだけだ。

歴史などはひたすら記憶。
テスト勉強では、一番時間がかかった。一番大変だった。
でもそれは、
「俺、今!勉強してるぜ!」
という充実感があった。

だが・・・・、

国語っち!!

一体、何をすれば、いい点が取れるの?!
勉強の仕方も分からない!
本を読めば良かったの?
読んでも分からない!
問題が解けない!
成績が悪く、一番頑張らなきゃダメだったのに、
家で、何も出来ない!

だから、家での国語のテスト勉強は、
「いい点でありますように・・・。」
「大目に見てくれますように・・・。」

“祈る”だけだ。

結果、やはり間違いだらけだった。

国語の成績が良かった人達の話しを聞くと、
「国語なんて、あんなの自分はそう感じてなくても、
ああ!問題作ってる人が、“こう書いて欲しいんでしょ?”
ってのが分かるじゃない。」

とよく聞く。

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ええ?!何?!その大人の、気持ちが分かる的な、
フワッ!とした解きかたの説明!

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そんなの全く分かんないよ!
“公式”は?!!
“国語の公式”を教えてよ!
気持ちの、“感情の公式”を教えてよ!

「自分の中では冗談→傷つける事もある」
そんなの聞いてないよ!学校で習ってないよ!
だから、冗談ばかり言ってきたじゃない!

「長男なんだから、妹や、弟の面倒をみる。」
知らない知らないっ!だから、妹や弟より先に、
ハンバ-グは俺が先に大きいのを選んでたよ!
家の2階に行くのが“暗くて怖い”から、
妹を先に上がらせて、妹に電気を付けさせてたよ!

そんな国語がダメだった自分が、演劇をやっている・・・。
戯曲、本に関わる事をやっている・・・。
俺って、台本をちゃんと理解出来てるのだろうか・・・。

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あの頃から、一から始めます。

35歳にして、

“国語のテスト問題”に挑んでみます・・・。

35歳にして、追試です・・・(涙)。

「ふりだしに戻る」


野澤爽子の「ソッコさんのできるかな」

~本の中の空飛ぶホウキも、巨大なパンケーキも作っちゃお!
ソッコさんの製作奮闘記~  

トーン テーン
カーン テーン

えぇい!皆の者~
を持てぃ!
ハサミを持てぃ!
紙粘土を持てぃ!

土台作りに困ったら
薬局に段ボールを、
スーパーマーケットに発泡スチロールを頂きに走るのじゃ~!!

色みもそうじゃのぅ
オーソドックスにキメるなら
絵の具マジック!
色鉛筆クレヨン、クーピーなんぞで風合いを楽しむのもよし。
折り紙を切り貼りなんて遊び心を演出するのも忘れることなかれ!

トーン テーン
カーン テーン

作るのじゃ! 作るのじゃ!

本の世界に登場する気になるアイテムちゃんたちを

作っちゃお! 作っちゃお!

失敗してもへっちゃら…


…ではナイ。
結構、落ち込むと思います。
ていうか、反省して!

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というわけで、危なっかしくも、やる気だけはハイオク満タンな野澤爽子のFumikura's weekly『ソッコさんのできるかな』始まりまーす!

本家本元のノッポさんに憧れて、
テッシュと折り紙で“握り寿司の詰め合わせ”を作り、
こともあろうか近所のバザーに出品しようとしていた小学生時代。
あの頃の情熱を、新たに本の中の世界へ向けて解き放ちます!

でっきるかな?

でっきるかな?

はてはてふむ~


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横山真二の「書を持って旅に出たけど、どうすんの?!」

~裸の大将が本を持って旅に出ます。
見かけたらからあげをあげてください!~

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こんにちはっ!!本よりからあげ大好き横山です。
そんなからあげ君が本を片手に
その本にまつわる地へ行き当たりばったりに旅立ちます。

行き当たりばったりの旅で何が起こるか?

それは僕にもわかりません。

ちなみに、一人旅は嫌いです。何故なら寂しいからです。
今年の夏に自転車で一人旅をしましたが、正直もうこりごりです。
普段本を読まないので
本に描かれている地に行きたいなどと思ったこともありません。

「だったら何で行くの?」
そんなことも一人で考えてきます。
全てが運任せ。
自分の中の未知の領域に踏み込む旅です。(そんな大層なもんじゃない)


もしかしたら、あなたの街に行くかも知れません。
からあげを準備してお待ちください!!

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