KAKUTAにとって結成15周年となった昨年の卯年。
「跳躍の年」といっていたわりに、じっさいは身軽にピョンピョン跳ねるどころか、
「ばったばった」と「かけずりまわる」とか、「ふんじばる」とか、
「こけつまろびつ」という方が似合いそうなほどに、
余裕とはほど遠く、相変わらずがむしゃらに、たいへん慌ただしく過ぎていきました。

それはKAKUTAにかぎらず、昨年の日本はみんなが、
「がんばれ!」「たちあがれ!」「負けるな!」と大声で呼びかけあい、
くじけそうな心を必死で奮い立たせて走った一年でした。
その傷跡は今も残っていますし、年を越えたとてすべてが元通りにとはいきません。
私たちがやるべきことも、忘れてはいけないことも、そこにあり続けます。

だけど、「忘れるな!」と互いに呼びかけていくことのひとつに、
私たちが一日を、一年を、人生を、「楽しむことも忘れるな!」というのだって、
あってもいいし、きっとたいせつなことなのですよね。
今は楽しんでいる場合じゃない、と、誰もが去年どこかで思ったことでしょうが、
今年は、様々なものごとの再生について思うとき、
面白いこと、楽しいことも忘れずに見つけていきたいなと思います。
そして、ふんばる、がんばるにくたびれたら、
時々は肩の力を抜いてリラックスし、楽になることも、必要なことかもしれません。
みなさんにとっての「楽」のひとつにKAKUTAもなれたらいいなと思います。


干支の中で唯一空を飛べる生き物だから、辰は「飛翔の年」だそうです。
おもいきり羽を広げ、力強く羽ばたき、大いに楽しんで飛ぶ。
みなさまにとって、KAKUTAにとって、
2012年がそんな飛「楽」翔の年になりますように。
本年もよろしくお願い申し上げます。


KAKUTA一同



KAKUTA次回公演は 2月23日より下北沢ザ・スズナリにて『TurningPoint 〜分岐点』です
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