| ●2005/01/08 Sat ☆「無敵」稽古場日記第五回!☆田村友佳 |
あけましておめでとうございます! いよいよ2005年が明けました。皆々様今年もどうぞ、よろしくお願いします。 1月3日 稽古始め。畳のある稽古場では、実家に帰ってきた兄弟たちのようにくつろぎ楽しげな面々が談笑していた。全員正座でご挨拶をして、今年初めての稽古が始まった。 急 遽予定を変更しなければならなくなったので、アップを皆にお願いすると、唯一順番を覚えている横山の仕切りで行うことになった。が、いつも同じ曲を使って いるのにも関わらず、リズムがまるで曲と合っていない。皆もしきりに突っ込みたがるが、なんせ次々と指示を出すものだからそれについていくのが手一杯。曲 が必要なんだかどうなんだかの状態で、正月の初汗をかいていた。今日始めてアップに参加した馬場君、お疲れ様。 1月4日 な んと稽古場には4人だけ。今日からこがえし稽古の開始だからである。キャストは川本と高山の二名だけ。二人のシーンを終わりの方から返していく。タイトス カートにハイヒールで颯爽と歩く高山さんはきれいだ。なんて思っていたら、つるっ!と滑って前のめりに。心配して駆け寄ると、「がはは!大丈夫、大丈 夫!」と笑う高山氏。笑い方とハイヒールにギャップを感じながら、女らしさって難しいと実感した今日この頃。 1月5日 今日 の稽古場はともかく寒かった。体育館の上に、地下だから余計寒い。稽古場で一度もコートとマフラーを脱がなかったほどだ。寒いを連発していると、横山君が 半そで姿で登場。見ているだけでも寒いから、やめてくれ・・・。ふと気がつくと、先ほど「平気」とこたえていた演出助手の愛ちゃんが、上着を着てい る。・・・一時間後、ふと気がつくと、愛ちゃんがマフラーをしている。・・・30分後、気がつくと愛ちゃんが微妙に床から足を浮かせている。寒いね。本当 に。寒い中ありがとう。次はきっと暖房が入る部屋だよ。 寒さに負けず、今年も進んでいきませう。 |
| ●2004/12/31 Fri ☆「無敵」稽古場日記第四回!☆横山真二 |
12月23日 高山さんが帰ってきたので、みんなで飲みに行く。そし て、若とナリと馬場が見学に来てくれた。稽古帰りにみんなで飲みに行く。血液型の話で盛り上がった。俺は信じてないけど。大体最近血液型を最初に聞いてお いて「あー、○○型っぽい」とか言う人が最近威容に増えた。だったらせめて聞く前に言って欲しいよ。 12月24日 誰に気使ったのか稽古は休み。イブだから?みんな楽しく過ごしてるのだろうか…。イブだからってみんな楽しい日々を過ごしてるわけではない。振られた… 12月25日 今 日は忘年会恒例のマラソントトカルチョ。寒くて凍え死にそうになった。今年はクリスマスということもあり、忘年会の出し物用に背中にトナカイの刺青を付け てみた。自分で背中を見れないのが残念。家で弟に背中を見られ寒い顔された。普段偉そうにしてるのに背中にトナカイ…しかも腹にはケーキがでっかく書いて ある。なんだそれ…まったく兄貴の威厳も何もあったもんじゃない…。 12月27日 久しぶりにアップをする。初めてやる高山さんはかなりしんどそうだった。(写真はアップ直後の高山さんの表情)初めて田村式アップをした時のことを思い出した。かなり慣れてきたんだと思った。 ちょっと痩せてきたし。筋肉痛にもならなくなってきた。 段々痛さが快感に変わってきた。 12月29日 おーー朝から雪だ。寒い。雪を見ると寂しくなる。特に今年の年越しは実家の新潟に帰らないから妙に寂しくなった…。 地元は結構積もってるかな…。今日は表参道の実際の場所で稽古。駅から30秒で着いた。こんなお洒落な場所で稽古出来るなんてちょっぴり幸せ。今年もあと少し…。みなさん良いお年を☆ |
| ●2004/12/30 Thu ☆「無敵」稽古場日記第三回!☆野澤爽子 |
12月16日 稽古場日記、担当初日!昼過ぎまで寝過ごす!ダメダメな木曜日 12月17日 演助の愛ちゃんがごはんの代わりにマヨネーズを食べてきたらしい。「えぇ?!マヨネーズだけ?」と私が驚くと「食べないよりはマシです」と満面の笑みで答えてくれた。明日は愛ちゃんにお弁当を作っていこうと思った金曜日 12月18日 今日のアップはなんでもフルーツバスケット!「女の子にフラれて泣いたことがある人」というお題に男子キャストが一斉に立ち上がってイスを取り合う姿には軽く涙を誘うものがあった。ナイーブな男子達の一面を垣間見た土曜日 12月19日 稽古OFF日。午後から陽子ちゃんのお芝居を観に出かける。会場には友佳ちゃんとヒロちゃん、シンが来ていた。3人とも稽古で毎日のように会っているけど稽古場以外の場所で会うだけで新鮮な感じがするなぁと思った日曜日 12月20日 今日はオープニングからラストエンディングまでの荒通し。舞台美術兼監督の竹内さんもいらしてくれてる中、キャストはさぞ緊張したことだろう。気が引き締まった月曜日 12月21日 ペテカンの客演を終え、奈央ちゃん(高山)が帰ってきた。ある程度予想はしていたが、今まで男子キャストしかいなかった稽古場がこれほどまでに華やぐとは。これからの稽古がさらに楽しみになった火曜日 12月22日 今日は待ちに待ったアルケミストのライブの日!Xmasムード満点なステージに身も心も酔いしれた水曜日 |
| ●2004/12/18 Sat ☆「無敵」稽古場日記第二回!☆佐藤滋 |
12月7日 今日もあのウォーミングアップが始まる。それは「舞台に美しく立つ為」の、ストレッチという名の筋トレだ!「いつもの腹筋、いきま〜す」サ ラリと友佳ちゃんは言う。初めの頃、淡々と号令をかける彼女を本気で鬼だと思った。腹筋が痛すぎて笑えてくるというシン(横山)は、涙を浮かべて「ヒイッ ヒイッ」と笑い、ハワイ(松田)はアップ終了後「ちょっとさぼっちゃった…」とうつむいていた。そして誰も彼を責めれる人はいなかった。 でも今は違う!みんな凛々しくアップに立ち向かう。そしてカウントを数え指示を出しながら、これを一緒にやっている友佳ちゃんは、鉄人だ。 12月8日 アップ時、いつものCDを機械が読み取らず、たまたま爽ちゃんが持っていたCDがBGMに。「小田和正 自己ベスト」。キラ、キラ、キラ…腹筋の痛さに、小田さんの歌声は次第に遠くなっていく。 12月10日 オープニングの練習。詳しくは書けませんが(>_<)ちょいと複雑なチームプレイ。上手くいくと、芝居が続いているのにニヤケてしまう。で、次の段取りを忘れる、ということを繰り返す。俺よ、未熟者!! 12月14日 アップ中、ついに愛ちゃん(演出助手のオムタン・福田愛ちゃん)の足のつけねが、つる。しかし笑顔で「だ、大丈夫です!」と言って続けていた。大丈夫!? 12月15日 今日はジャージを忘れた!しかし友佳ちゃんがピンクのズボンを貸してくれる(写真)。 張り切ってアップ。…坊主頭の藤崎君(タテヨコ企画)は、まさしく修行曽(写真)。 今日は、バラが稽古場へ。バラに「今回は『美しく立つ』がテーマなのだ!」と得意気に話したら「でもそれって、マンちゃん前からずっと言われてることだよね。」と言われた。本当にそのとおりでした。ピシッ(←おしりに力を入れる音)。 きっと美しく舞台に立つ僕らを、是非観にいらしてくださいね。 |
| ●2004/12/12 Sun ☆「無敵」稽古場日記第一回!☆川本裕之 |
![]() 12月3日 今 日は顔合わせ。いよいよ始まりました。「無敵」。今回はいつものKAKUTAの公演に比べると、キャストの数が半分ぐらい。いつも顔を合わせてる連中なの に少し新鮮な気分。そしてタテヨコ企画の藤崎成益さんがゲスト出演。藤崎さんとは2000年にタテヨコ企画に出演させていただいた時に知り合って以来の付 き合い。久しぶりの共演がとても楽しみだ。顔合わせが終わったあとは、お約束の飲み会。終電近くまでしこたま酒を浴びる。 12月4日 稽古本格始動。なのに藤崎さんがガゼで稽古お休み。何だよー。昨日の飲み会ではあんなに元気だったのにー。前から間の悪い男だとは思ってた けど、そんな彼を再確認。藤崎さんよ。稽古場暖めて待ってるよー。 12月7日 集合時間になっても藤崎さんがいない。まだガゼがなおっていないのか?いや、仕事で今日は遅入りのようだ。よかった、よかった。そして稽古 時間が残り一時間あたりで藤崎さん登場。稽古あっという間に終了。 12月8日 またしても、集合時間に藤崎さんがいない。なんと今日は仕事が延びたらしく、稽古に間に合わないとのこと。おーい、藤崎さんよー。藤崎さんになかなか会えない稽古場(哀)。 |
| ●2004/12/04 Sat ☆「無敵」稽古場日記始まります!☆田村友佳 |
皆さんこんにちは、田村です。 早いものでもう12月。今年もあと少しで終わろうとしています。 そんな中、いよいよ若手実験公演第2弾「無敵」の稽古が始まります! 今回はKAKUTA初のSFもの。 実験公演ならではの奮闘振りを毎度お馴染み稽古場日記で綴っていきます。 今回の稽古場日記は、ダイアリー形式。 一人が一週間を担当し、稽古場から日々の生活まで色濃い一週間を年をまたがってお送りします。 時には、スペシャルゲストも登場! 年越し、忙しい時のひと休みに是非是非覗きに来て下さいね。 どうぞお楽しみに! |
| ●2004/11/04 Thu ★☆「Root Beers」稽古場日記・最終回☆★桑原裕子 |
≪キーワードエッセイ≫ 『アメリカ』『男』『旅』 私が初めてアメリカへ行ったのは高校2年の夏休み。学校で企画された1ヶ月のホームステイ短期留学であった。 コロラド州デンバーでのホームステイは、ママさんが日本人だったためほとんど英語を活用する必要がなく非常に楽ちんで(それじゃダメなんだが)のうのうと過ぎ、これを目的で行ったはずなのにあまり記憶がない。 それよりも最後の10日間に行われたドライブツアーの方が鮮烈に思い出に残っている。 コロラド→ニューメキシコ→グランドキャニオン→ラスベガス→ロサンゼルスなんていう今思えばかなりゴージャスな旅であったわけだが、高校一年生と二年生、男女交えて数十名でのバスツアー、これはまさしく、当時まだなかった「あいのり」そのものであった。 旅情も何も、ハッキリ言って考えるのは男の子のことばかりである。 深 夜になると男女まじえた10人組はひとつの部屋に集まり朝方近くまで語り合い同じベッドで雑魚寝する。初キッスの思い出などを打ち明け涙してみたり、バル コニーで流れ星を数えつつ友情について想いを述べる。そんなトキメキ青春ツアーの中でも、忘れられぬある一夜は、グランドキャニオンのロッジに泊まった日 のこと。 その夜もいつものように部屋割りを無視して友人達の部屋を行き来していた私は、ひょんなことから友人K君とAちゃんと言うカップルの部屋 に入り込んでしまった。明らかにお邪魔虫と悟った私は早々に帰ろうとしたのだが、まだやることやってないシャイな二人に「バラコ行かないでよ、ここで話そ う」と引き留められた。 私さえいなきゃキッスできたであろうこの二人…非常にきまずい空気のなか、あいのりグループ内でも哀しいかな進んで賑やか しの役割を担っていた私は、「面白いことをして切り抜けなければ」といういらぬ使命に追い立てられ、なにやらきちがいじみたことを(思い出せないのだが) を叫びながらベッドの上を撥ねて回った。 K君は「バラコが狂った!」と嬉しげだ。こっちは狂うどころか必死でこの場をやり過ごそうとしているのだが、ともあれ盛り上がったとホッとしたとたん、弾むベッドの反動で後ろにひっくり返り、後頭部でロッジの窓を割った。 異国の地 窓を割ったら 笑い取れ。 情けない思い出である。 ![]() |
| ●2004/10/31 Sun ★☆「Root Beers」稽古場日記・第十二回☆★川本裕之 |
≪キーワードエッセイ≫ 『アメリカ』 ボクが唯一行った海外旅行がアメリカです。しかも、ロサンゼルス。今回のルートビアーズの舞台になった場所です。ボクが泊まったホテルはダウンタウンの近くにありました。 微妙に治安が悪そうだなぁーと行く前からビクビクしていました。そんなちょっとした緊張感の中ホテルに到着した時のことです。 どうしてもタバコが吸いたくてホテル裏口から出たひとけのない路地に行きました。ホッと一息タバコをふかしていると50メートルぐらい先にあるガソリンスタンドからメキシコ人の男性が路地に出てきてこちらを見ていました。 そしてしばらくするとそのメキシコ人は笑いながらボクに向かって「コマネチ!」と叫び、日本人にはお馴染みのポーズをとって去って行きました。アメリカって恐いと別の意味で思いました。 ![]() ≪稽古場日記≫ 舞台の本番中のハプニングは気を付けていても起こってしまうものだと思います。そのハプニングが今回も容赦なく襲って来ました。 ボクは役柄上拳銃をもっていて、大抵はズボンの後ろに挟んでいます(ごらんになった方はわかると思いますが)。 その拳銃が、たまたま食事をとらなかった為いつもよりへこんだお腹のせいでスルリとズボンの中に落ちてしまったのです。なんとか手を突っ込んで取り出しましたが、かなり緊迫したシーンのせいもあり、かなり恥ずかしい思いをしました。ああ、舞台は本当に恐い。 ![]() |
| ●2004/10/22 Fri ★☆「Root Beers」稽古場日記・第十一回☆★横山真二 |
≪キーワードエッセイ≫ 『男』 「男」で思い浮かぶのは、やっぱ親父かな。 親父の背中、昔は凄いでかく感じたのに今では自分の方が全然大きい。それでも、まだ超えられない。 別に、凄く厳しいとか仕事が出来るとかカッコイイとかそういうのは全くない。お腹メッチャ出てるし… 昔は友達に親を合わせるのが恥ずかしいと思った時期もあったけど、成人して親元を離れて一人で暮らすようになり、親父ってすげーなー、親子ってすげーなーって思うようになった。 平成7年(高校時代)某日 タバコが見つかって、親父が学校に呼び出され校長先生の前で何べんも頭を下げていた。 あの姿は本当忘れられない。もう自分で何でも責任取れると思ってたのに…。 そして、何も言わず家で謹慎してる自分に寿司を買って来てくれた。悔しくて、情けなくて、美味しくて涙が出た。 たまに新潟の実家に帰ると凄く酒を飲ませたがる。酒ほとんど飲めないのに俺。やっぱ、息子と酒飲みたいもんなんだね。 親父に憧れてるわけでも、そうなりたいと思っているわけでもないが、とにかく自分にとって偉大な存在。 自分も「男」に生まれたからにはいつか親父になりたい。 ![]() ≪稽古場日記≫ 「Root Beers」公演中。 今回の劇場の明石スタジオの近くには僕の大好きなラーメン屋さん「天下一品」がある。 たぶん、チェーン店だけどラーメンの中で一番好きだ。凄くこってりしていて本当癖になる。昼、夜公演の間の休憩時間は必ずここにいく。でも、女性陣には全然人気がない。 男性陣には大人気。昨日なんて男性キャスト9人中7人も食べに来てた。 明 石スタジオに来た際には是非是非食べてみてください。(まあ、新宿にも池袋にも色んなところにあるんですけど…)とにかく大好物なんで。 写真で一緒に移っているのは佐藤滋さん。こってりが自慢の天下一品で一人だけあさっり味を食べていた。大好物なだけに納得いかなかった。絶対こってり!! あっさり反対!! ![]() |
| ●2004/10/21 Thu ★☆「Root Beers」稽古場日記・第十回☆★成清正紀 |
≪キーワードエッセイ≫ 『アメリカ』 俺 の兄貴はアメリカ好き。中学生のころから音楽も映画もお酒も全部アメリカ製。今でも大阪でアメリカン・バーを二軒持って、毎夜バーボンばかり飲んでいる。 そんな兄貴の影響で俺も洋楽ばかり聴いていた。ガンズ&ローゼス・モトリークルーなどのハードロックをはじめ、モンキーズやドアーズ、エルトンジョンやハ ノイロックスまで、中学生としてはかなりマセタがきんちょだった。 ロック好きが興じて中学生でバンドを組んで、そこではヴォーカルを担当していた。とりあえずZIGGYの「GRORIA」をコピーし(なんで?)、徐々にボンジョヴィからガンズへとステップアップ?していった。そして高校生の時に初めてライブハウスでやった時の話だ。 出 番待ち中、みんな楽屋で不安と緊張に震えていた。そこで俺が兄貴の部屋からくすねてきた飲んだこともないジャックダニエルを取り出し、みんなに「飲め。」 とすすめる。「いいねぇー。」確かにみんなはそう言った。ジャックダニエルといえばハードロッカーの必需品(当時はね)、ガンズのスラッシュというギタリ ストはライヴ中に一本空ける。飲めなくてもここでは何でもない様子で飲めなければハードロッカーとして失格なのさ。みんなでグビグビ飲み廻し「おっ しゃー!」と気合いを入れた。 そして自分らの出番が回ってきたときには、ドラマーはすでに吐いて青い顔をしており、俺もほとんどマイクスタンドを支えにしないと立てない様な状態だった。当然歌詞も出てこないさ、しかも英語だし。「うぅ〜、あぁ〜」とシヤウトを交え必死にごまかしていると 「棒につながれたサルみたいー!」 と最前列の女の子に言われ、心から「死んでしまいたい。」と思った。 その日以降、酒に強くなるために、毎夜寝る前に美味くもないダニエルを飲む事を日課とした。「そんなことより歌の練習をしろよ。」あの頃の俺に言ってあげたい。 ![]() ≪稽古場日記≫ 休演日の前日、STAFFさんを含め、みんなで焼肉を食べに行った。松田くんの仕切りはいつも見応えがある。みんなを逆方向へ一致団結させるのだ。疲れはどっと溜まるがとても面白い。松田くんまた仕切って。出来れば休みの前日に。 ![]() |