上演記録 2008


青山演劇LABO #1
KAKUTA OTOKO-MATSURI 2008
STAR MAN
 
   いきることのおわりをしりません
   はじまりをしらないように
   こどくをしりません
   あいをしらないように
   それはすべてのほしのようにとおく
   ぼくからはとおく
   ただ ひかってみえる
   
作品内容 夏休みの最中だというのにひと気がなく閑散としたキャンプ場へ、一人の青年がやって来た。彼はそこで一泊したいと申し出るが、従業員達は「一人の客はお断りしているんで」と泊めたがらない。
しかし、同じくやってきた一人旅の女はあっさりと宿泊を許される。青年が抗議するとその女性客は、青年に「おかしなことをしないと約束できるなら」という条件付きで、彼が宿泊することを従業員に説得してくれた。
なぜ青年のような一人客を泊めたがらないのか。その理由を青年が女性客に問うと、彼女は頷き、以前この場所にやってきたある男の話を始めた。
そして舞台は、その男が最初にこの場所へやって来た2004年の夏に戻っていく……

KAKUTAオトコまつり2008 第二弾は、デヴィット・ボウイの名曲「スターマン」をモチーフに描く、哀しい大人の男のファンタジー。
公演特設ページ
公演記録TOPへ



KAKUTA 漢(オトコ)祭り in U.S.A.
Root Beers 〜ルートビアーズ
 
「忘れてしまえばいいのにね」アイツが言った夢を見て
目が覚めたら アイツのことを忘れていた
体を起こすと 自分のことも忘れていた
枕の下には拳銃 裸の背中には昇り龍
ベッドから足を下ろすと つま先が空き缶を蹴った
「Root Beer」

作品内容 色男、優男、バカ男、男、オトコ、漢。 KAKUTAが「漢(オトコ)祭り」と題して贈る、2008年・初夏と初秋の二作品。
第一弾は、ロサンゼルスのとあるコリアンモーテルで巻き起こるピカレスクロマン。ハードでキッチュな男たちのアメリカンジャーニー。

改訂&新キャストを迎えて待望の再演!
公演特設ページ
公演記録TOPへ



KAKUTA 第19回公演
目を見て嘘をつけ
 
まぶたの裏に嘘を隠して、目を開く。
虹彩にわずかな真実を縁取って、
瞳孔に映る目の前のソレに、わたしは言葉を吐いた。

作品内容 ささやかな嘘、罪深い嘘、優しい嘘。
真実を見失い、無自覚に発するまことしやかな、嘘。
だけどそれはあなたとわたしにとって「ほんとう」に、うそなのか。

KAKUTA2008年第一弾となる書き下ろし長編は、華やかなゲストを迎えて綴る人間ドラマ。渾身作でシアタートラムに三度目の登場。
公演特設ページ
公演記録TOPへ