ちゃんらーん☆先日、こん平師匠が高座でご挨拶なさってましたね、おかえりなさい、こん平でーす!
こんにちは、ただいま。
ひさしぶりの更新です。
みなさん、ごきげんいかがですか。
まぁ、いろんなことがありましたね。
なんといっても、
東京ヴォードヴィルショー、京極圭プロデュース、
「ビデオスターの悲劇」ね。
無事に公演終了しました。
ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
劇団員・川本裕之(ヒロ)と恋人同士を演じ、
(もしかしたら、劇団の中で一番ありえない組み合わせかもしれない)
劇中、いちゃいちゃなんかしたりして、
なんともスイートな経験をさせていただいたのでした。
ところがそのスイートな様子は、他の劇団員や私たちを知っている人にとっては、
滑稽以外のなにものでもなかったようで…
皮肉なもんです。
己のことはさておき。
前に、この芝居の為のワークショップがあったことを書いたけれど、
そのときの予感は外れることなく、充実した公演になったと思いまふ。
あれだなー、世の中にはいい役者さんがたくさんいるんだなー。
役柄への取り組みかたもそれぞれあって、
そういうのをそばで見ることができたのですよね。
嗚呼、人ってすごいなー。
ずいぶんと飛躍した感想なんだけども。
ともかくは、
「ビデオスターの悲劇」組のみなさん、
またあいましょうまたあいましょう。
ここ一ヶ月ほど、ちょっと時間が空くので、
さっそくフリーダムにあちこち動き回ってみる。
(このピンクがいいわー)
かわいいなー。
こういう壁掛けの鏡が、大好きなんです。
前に白洲正子邸(白洲次郎邸でもある)へ行った時、
玄関にこのサイズの鏡があったのだけど、
鏡の回りにタイルとかガラスとかが埋め込まれていて、
それがまぁ滅法綺麗で、そんな鏡で出掛けの自分を写したら外出先ではきっと幸せなことがあるだろうよというような風情で。
それ以来、わたしのためだけのそのような鏡を捜し求めているのです。
写真の品は、残念ながらそこまでのものではないけれど、かわいい心は十分にそそられたということで。
マッキーにはさして興味はないのだけど。
昭和の漫才師風の彼がなんかね、気になって。
「悲しみ」は役に立つってことか。
まぁ、どっちでもいいんだけど。
街のこういうものに、
いちいち歩みを止める余裕ができてうれしい。
しばらくは日々の暮らしにじっくり取り組む予定。
ちゃんらーん☆カップルードルのミルクシーフードうまいね、こん平でーす!
夜、「4分間のピアニスト」を観る。
ドイツ映画だし、もうちょっと重厚な感じかなーと思ってたんだけど、
想像よりもエンターテイメントな作りだったな。
「求めよ、さらば与えられん」だし。
自転車での帰り道、
植物屋さんの前を通る。
一日の営業を終えたお店のウィンドーをのぞくのは楽しい。
帰宅して。
最近、自宅で飲酒するようになった。
といっても毎日ではなく、また量は極力少なくするようにしているので、
今夜はコロナ1本。
一人の時はあっという間に酔っ払う。まったく気がゆるんでいるせいだろう。
さっき観た映画のことを反芻しながら、別の本を読む。
酔いながら、いろんな物語の波に漂うのは、
いま考えられることの中で、かなり気分の高揚することのうちのひとつだ。
ちゃんらーん☆つい先日、とうとう「そんなの関係ねぇ!」を使っちゃった、こん平でーす!
11月の中旬、なんでもない雑然とした昼間。
人も巨人も、待っている。
当日本番よりも案外、
それを待ちわびる様子のほうがいじらしくてグッときたりするんですよね。
ちゃんらーん☆泰葉から離婚の相談はされませんでした、こん平でーす!
木枯らし一号が吹いた日、
家から一歩も外に出ませんでした。
閉めた窓の中で、風が強そうだナァと推し量っていたのですが、
その強い風こそ、実は木枯らしだったようです。
核シェルターなんかに入ると、こういう感覚なのかもしれません。
その前々日、
某ドーナツ屋で。
ガムテープがひとつ。
それも布ガムテ。
誰のものでもないようでした。
なぬ!
ちゃんらーん☆「医龍2」をなぜか毎週欠かさずみている、こん平でーす!
寒い。
ホントものごっつ寒い。
日々食べるものも、体を温めるものという基準で考えることになる。
昨夜はキャベツ鍋を試してみた。
「ほぼ日刊イトイ新聞」というサイトで糸井重里氏が紹介していたものだ。
作り方はごく簡単。
土鍋にキャベツをどっと入れ、
その上に三枚肉を並べ、
お酒を振りかけて、ふたをする。
約10分ていど、火にかけて待つ。
ポン酢で食す、以上。
(できあがり)
基本の作り方はこうだが、
これにしょうがとしめじも加えてみる。
ポン酢ににんにくをすりおろしてもいいらしい。
作り方がシンプルなだけに、応用は無限だ。
今回はしょうがを加えて大正解だった。
すんごくおいしい。びっくりした。
例えば、キャベツを白菜に、三枚肉をベーコンに、お酒を白ワインに変えれば、
あっという間に西洋風になるだろうな。
惜しむらくは、
ご飯を炊かなかったせいで、
鍋の底に残ったおいしいエキスで雑炊を作ることができなかった。
次回、キャベツ鍋の際には、ご飯も用意しよう。
一人暮らしにおいて、
なんとなく土鍋だけは買うのを避けてきた。
必要以上に大きいのを買うのも収納問題とかいろいろあるし、
かといって、一人用の土鍋ってのもなぁというわたしの狭量のせいで。
けれど、
どうしてもキャベツ鍋を作りたいってことで、
むんずと土鍋を購入し、えいと調理してみると、
予想以上にまぁとってもおいしかったものだから、
いろんな能書きはすべてふっとんでしまったのだった。
つまりは、おいしいものが食べられりゃなんでもいいのだ。
考えてみれば、
小さな土鍋で雑炊なんか作って、
火から降ろしたらそのまんま木の匙なんかで はふはふ食べるってのも、
なんだかかわいらしい行為のような気がする。
次は土鍋でご飯を炊いてみようと思う。
所用で青山あたりへでかけたついでに、
青山ブックセンターに寄る。
乳を出したとて、
外国人好みの黒い囲み目でにらみつけているばかりだから、
ちょっとTOO MUCHな様相を呈している、
菊池凛子×篠山紀信の写真集なんかを一通り立ち読みしたあとで、
見つけた。
ほんとうの路傍の石仏のように、本と本の間にひっそりとあった。
お地蔵さんのぼんやり目にシンパシィ。
「なにも願わない 手を合わせる」
難しいわー。
やっぱ、手を合わせたらなにごとかお願いしちゃいますもん。
(11/22、横山の日記参照)
先日横山がこの写真を掲載して、
>童貞時代の横山です。「童貞だコノヤロー!!」と言っています。
とコメントしていたが、この年代の子どもが己のことを「童貞だ!」とか言ってたら、
気味がわるいなーと思いました、こんにちは、ラーハーちゃんです!!
行ってきました、「パンズ・ラビリンス」。
これがまー、血生臭い!
「ちょっとダークなファンタジー」という触れ込みやこの宣伝写真から、
「ナルニア国物語」や「ハリーポッター」のダーク版かなくらいの、
柔な気持ちで観たら、絶対にやけどします。
それも全身、体表面積の70%以上を。
1944年、内戦直後のスペインでは、
政府とレジスタンスとの緊張状態がまだまだつづいている。
歯向かうものも、疑わしきものもすべて虐殺されるというような重苦しく不穏な情勢。
それは、子どもだからとて免れることはできない。
オイ、横山!童貞なんて言ってる場合じゃないぞ!
そんな現実と、空想世界と呼べるもう一つの世界。
残念ながら、この映画では空想世界も現実と同様にヘビーでグロテスクなんだよねー。
子ども時代の私だったら、あんな空想世界、絶対に足を踏み入れなかったと思う。
だけど主人公オフィリアはそんな空想世界に身を投じる。
だって現実よりは、こっちの方が幾分かマシで、
自分は魔法の国のプリンセスだってことの方が信じがいがあるから。
血で血を洗うシーンの連続に怖くて仕方なかった。
それはもう観客としての客観性とかのレベルじゃなくて、
映画から受ける恐怖が、そのままこの時代に生きる恐怖につながるのではと思うくらい。
一緒に観た水野美穂ちゃんと震え上がった。
怖さの閾値が振りきれて、時々、顔を見合わせて笑ったりしてた。
ラストも救われたんだか、救われないんだか。
多分、幸せの基点になる地平をどこに設定するかなんだろうな。
できればオフィリアは救われたと思いたいんだけど…
ともかくは、ものすごく感覚を揺さぶられたので、夜、全く眠れなかった。
映画館を出た直後は、
恐怖感に苛まれて、深く映画のことなんて考えられなかったんだけど、
明け方になって、やっとこさ落ちついた。
ストーリー上、多少無理のあるところや、
辻褄が合わないんじゃないかと思えるような箇所も確かにあるのだけどれ、良い作品ということの理由は、必ずしも理路整然としたストーリーにあるのではないと思えば、
この「パンズ・ラビリンス」は十分に良い作品だと言えると思う。
水野美穂ちゃんも自身のブログで感想を書いているように、
好きか嫌いかはまた、別問題としてね。
明け方、浅い眠りの中で見たのはなぜか、
松尾スズキ、リリー・フランキーを はしごしてつき合う夢。
あんなヘビーな問題作を観たあとなのに。
なんともはや、己が情けない。
情けないついでだが、
二人ともすごくいい感じだったんだよねー。