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2009年05月 の記事
『じみだけど、きょうも、ここから。』…始動&リニューアル!
2009/05/02 土曜日

さぁさぁ新しく月が変わって5月がやってきましたねー!
巷ではゴールデンウイークなんぞも始まって、お出かけしたり、はたまた家でゆっくり過ごしたりと思い思いの時間を過ごしている方が多いのかなぁ。
みなさんはいかがですかい?

私はというと、とある企画の打ち合わせをしに↓コチラの面々と一緒に横山邸に集まっておりました。 
一番右側に写ってるのは新人制作の堀口剛くん。
パソコン片手にちょっとした調べごとや参考にしたいwebサイトの話しが出たらすぐさま調べてくれて、スパイ大作戦とか特攻野郎Aチームとかの『チームもの』シーリズには必ず登場する“メカニック担当”をかって出てくれました。

企画自体が具体的に形になってくるまでにはもう少し時間がかかりそうですが、頼もしいメンバーの加入により今後の展開が楽しみです。
何事も始めないことには当たり前だけど、何も始まらないですもんね。
まずは始動したってことで。
詳しくはまたKAKUTAのHPでお知らせしていきますね。

お知らせと言えば、そうそう、もうひとつ。
これまで、地味にのんべんだらりと書き綴ってきた私のこの日記ブログ『じみだけど、きょうも、ここから。』ですが、ここらでほんの少しだけリニューアルなんぞをしてみようかなぁと思い立ちました。

あまり最初からババーンと宣言しちゃうと、言っちゃったからにはちゃんとやらなきゃと自分で自分にプレッシャーをかけてしまいそうなので、まぁ様子を見ながらマイペースにやっていこうと思っております。
リニューアル後の日記タイトルは… 

『じみだけど、きょうも、ここから。』デイリー版 

ほらね。タイトルからしてほとんど変わってないでしょう(笑)
でもまぁ、デイリー版ちゅうことでなんとか毎日更新できたらいいなぁーと思っとります。 
じみだけど、じみなりに面白く…(希望を込めて)ね。

ほんでもって1週間の各曜日のラインナップはこんな感じで考えております↓

月:プロジェクト・ステージ
火:ごはんのじかん
水:野澤家 
木:とっちぁんが行く
金:地域猫、物申す!
土:できるかな
日:雑記、時々、休み

来週の月曜日から内容紹介も含めてぼちぼち始めていきますので、良かったら覗きに来てやってください。
ではでは、引き続き素敵なゴールデンウィークを!



『じみだけど、きょうも、ここから。』デイリー版◆月曜日
2009/05/04 月曜日

《プロジェクト・ステージ》

只今、深夜の3時過ぎであります。
ギャフンヌ!!こんばんわ、ノザワです。
のっけから日付変更線を越えての更新となってしまいましたが、朝日が昇る迄が“きょう”とすれば(都合良すぎますかね?)まだ月曜日。
デイリー版としてリニューアルした1週間の始まりは自分にとってガツンとしたページにしたくて、このコーナーをもってきました。

ところで、みなさんは『プロジェクト・ランウェイ』という番組、ご存じですか?
以前、バラ嬢から「めちゃくちゃ面白いから見てみて!爽子、絶対ハマると思うよ」と薦めてもらい、ものの見事にはまったアメリカのリアリティーショーなんですが、大々的なオーディションを敢行し全米全土から選ばれた独自のスタイルや経歴を持ったファッションデザイナーたちが毎回ユニークかつ過酷な課題を与えられ、夢のファッションウイークへの出場権とさらに優勝者にはブランドの立ち上げ資金とスポンサー権が獲得できるメジャーデビューをかけた勝ち抜きバトル番組なんです。

実はつい一昨日、DVDレンタルされている最新版の第3シーズンを見終えたばかり。
ファイナルに残ったメンバーたちの戦いのドラマに今だに興奮と感動が収まらない状態なんですけども、この番組の何より面白いと思うところは、メンバーたちそれぞれが課題に向き合い、いつ脱落するかわからない恐怖と周りの強豪たちと戦いながら、自分の個性と向き合って“これが俺だ!”“これが私よ!”と作品の中に自分自身を表現していくところなんですよね。

制作期間もテーマが発表されてから2日、短い時は1日で仕上げなくちゃならない時もあって、仕上がった服も審査員たちの評価が良ければいいけど(こちらも毎回、プロのデザイナーやファッション紙の編集長たちが登場!)“ひどく退屈!”“まるで猫が吐き出した毛玉みたいだわ”なんて容赦なく酷評されてしまうし、ワーストに選ばれると脱落が待っている…ほんとにまー過酷なんですが、それでも、絶対にヘコタレないし、例え脱落したとしても、デザイナーたちは自分のデザインを信じててそこに希望を持たないでどうするよ!って姿勢を表現の仕方はそれぞれ違えどみんな貫いてるんです。
“信じる”って言葉がしっくりこなかったら、“バカにしない”でもいいと思う。
どんなに審査員から酷評されても、周りからこきおろされても、たとえ、確かに信じられないかもな…と自分のことを思ったとしても、自分で自分をバカにしちゃいけないんだなぁ。
そのことに毎回、見ていてグッときちゃうんですよね。
もちろん、うっわ〜ステキー!と思わずキャーとなる可愛い服やドレスが登場して、それを着てランウェイを歩くモデルさんがまたカッコ良くてテンションも上がりまくりです(>_<)

と、前置きがえらい長くなってしまいましたが、そんな『プロジェクト・ランウェイ』に憧れて、私もファッションデザイナーではないですが、芝居を作る俳優というものをまがりなりにもやっていて、その中で“これが私よ!”というものを表現できる力というものをやっぱりもっと細かく緻密に鍛えていかにゃならんと、そうしてこその楽しさや進む先が見えてくるんじゃないかと思い立ち、ならば稽古だけに限らずこのコーナーでも鍛えていこうじゃないかい!とこのようなコーナータイトルにした次第です。

今のところハイディ・クルムもティム・ガンもおりませんが(今後も彼らが登場する可能性は限りなく低いですが)稽古期間もそうでない期間も進めていこうと思っています。
果たして読みものとしてどれだけ面白いものにできるのか?まだまだ始まったばかりの未知数極まりないコーナーですが、月曜日のデイリー版『プロジェクト・ステージ』をどうぞよろしくお願いします。

ではでは、きょうはこの辺で。
東の空がしらじらと明けて参りました〜
間もなく火曜日がやってきますね(笑)
おやすみなさーい 

Next Stage
《KAKUTA公演『甘い丘』まであと…179日》



『じみだけど、きょうも、ここから。』デイリー版◆火曜日
2009/05/05 火曜日

《ごはんのじかん》

美味しいな〜という感覚はそれだけで気持ちを豊かにしてくれるからスゴイ。

火曜日はそんな美味しいものたちとのささやかな時間をお届けしていきたいと思います。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

今が旬な食べ物、時に野菜の旬は本当に何でも美味しくて、そのままの味を楽しむのが一番のご馳走ですよね。

そんな旬モノのひとつがコチラ↓
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新タマネギ。 

一瞬、電球か?と思うくらい透明感のあるみずみずしい実が見る目にも鮮やかです。

今まで、お味噌汁の具にタマネギを入れることってあんまりしなかったんですけど、今朝はお揚げと一緒に少し厚めに切ったタマネギとで作ってみたら、これがもう甘味ととろみがバッチリ出て最高でした(^-^) 

ただのお味噌汁なんで料理ってほどのものじゃ全然ないですけどね。
でも簡単にシンプルな旬の味を楽しむにはお味噌汁はかなり使えるとみましたよ〜♪
次は筍の子で試してみようと思います。



『じみだけど、きょうも、ここから。』デイリー版◆水曜日
2009/05/06 水曜日

《野澤家》

ようこそ野澤家へ!
いらっしゃいませ〜

ごくごくフツーの家ですけれど、毎週一回やってくる水曜日、良かったら何かの息抜きに覗いてってくださいませ。 

ここには私とその家族…無口な父・汎雄と、陽気な母・ミユキと姉のようにしっかり者の妹・とう子がのんびりと暮らしております。
一昨年のちょうどきょう、5月6日に8年という短い生涯を閉じ猫界へと旅立った愛猫のグーも時々むこうから遊びにやってきます。

↓こちらの写真に写っているのはそのグーと最後に過ごした長野の山に今年も出かけている母から送れてきたコゴミという山菜。
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今朝、山小屋のすぐ近くを流れている沢のほとりに芽吹いていたものを摘んで早速茹でてワサビマヨで和えていただいたそうです。 
嬉々としている母の様子が目に浮かび、そんな母を今でもグーは変わらず大好きで甘えてのどをゴロつかせているんだろうなぁ。

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『じみだけど、きょうも、ここから。』デイリー版◆木曜日
2009/05/07 木曜日

《とっつぁんが行く!》 

ピーガガガガ。
何やら無線が入ったようです。

『…てぇ〜!ルパ…』

ピーピーガガガガー。
(周波数をチューニング中…)

『待てぇ〜!ルパン!!』
はっ!この声は…
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銭形のとっつぁん!!

世界一の大泥棒・ルパン三世とその一味の逮捕に己の全人生をかける熱い男。
その燃え尽きることのない情熱の深さに小学2年生まで秘かに彼のお嫁さんになりたいと思っておりました。

そんな幼な心に憧れたとっつぁんとのどこまでもふざけたコーナーを作ってみたくなりました。

次週、渡航先のフランスからまんまとルパンたちに逃げられて帰国する予定です。
久々のニッポン。
ぬぎらって差し上げねば。



『じみだけど、きょうも、ここから。』デイリー版◆金曜日
2009/05/08 金曜日

《地域猫、物申す》

今、私は神奈川県のとある街・M街に住んでいる。

3月のはじめに4年間暮らした東京の大田区を離れ引っ越してきたのだ。

大田区の街も近くに昔ながらの町工場があったりとローカルな雰囲気が気に入っていたが、この街にやってきてささやかながらも私を楽しませてくれる嬉しいことが増えた。

それは近所に住んでいる地域猫たち。

完全な飼い猫ちゃんというわけではないが、この地域の人達たちがのんびりと面倒を見てあげているようだ。

天気の良い良く晴れた日の午後などはあちこちで気持ち良さそうに日向ぼっこをしている彼らに遭遇する。

そんな彼らを見つけるとついつい駅に向かう自転車を漕ぐペダルの足を止めてしまう。

マイペースな彼らのことだからして、私が何やらゴニョゴニョと話し掛けても、基本的にはどこ吹く風なのだが、時々何やらゴニョゴニョとささやき返してくれることに最近気付いた。

ふむふむ。そうか、そうか、なるほど。なるほど。

そのささやきに耳を傾けてみると、意外にや鋭いことを言っていたり、ほぅと気付かされることがある。

地域猫、物申す。なのだ。

そんなわけで、次週から彼らの紹介もまじえてリポートして参る所存であります。 

どうぞよろしゅう。
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『じみだけど、きょうも、ここから。』…できるかな、と思ったけれど
2009/05/09 土曜日

リニューアル後のブログページですが、ちょっと飛ばしすぎてしまったようです(;^_^A

土曜日は『できるかな』というタイトルでいろんなことに挑戦するコーナーにしようと思っていたんですが、もう少しペースをゆっくりにして1週間のうち木曜日と日曜日は今までと同じ普通の日記の日にすることにしました。

でもこれもやってみなければわからなかったことなので、良かったと思ってます。
デイリー版でもなくなってしまいましたが、明日以降も良かったらまた覗きにいらしてくださいね。



『じみだけど、きょうも、ここから。』…母の日
2009/05/10 日曜日

きょうは母の日でしたね。
全国の花屋さんが大忙しになるこの日、いろいろな種類がある中で贈る花としてなぜカーネーションが一般的なんでしょうかね?
理由を聞かれると、案外わからないものです。

なので少しばかり調べてみました。
いくつかの説はあるものの、日本の母の日の由来はアメリカの説からきたものと考えられているそうです。

アメリカ・ヴァージニア州に住んでいたアンナ・ジャービスという女性が自分の亡き母を追悼したいという想いから1908年の5月10日にフィラデルフィアの教会で白いカーネーションを配り、これがその後アメリカのほとんどの州に広まっていくことに。
そして1914年、時のアメリカ大統領だったウィルソンにより5月の第2日曜日を母の日と制定したそうです。

その風習が遠く海を渡って日本に伝わってきたのが明治の頃。

お国柄は違っても、大切な人へ感謝の気持ちを込めて花を贈るという風習が根付いていくってことにはアメリカも日本もおんなじなんですね。

ちなみにカーネーションの花ことばは『女性の愛』『純粋な愛情』
これが赤いカーネーションになると『母の愛』『熱烈な愛』『愛を信じる』となるそうです。

んーなんだか深いわぁ。

母さんよ、ありがとう。
いつまでも元気で、笑ってておくれ。
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↑東京ディズニーシーにてメリーゴーランドの象に興味深々ののち大喜びの我が母・ミユキの図



『じみだけど、きょうも、ここから。』プロジェクト・ステージ
2009/05/11 月曜日

このコーナーはわたくし、ノザワが己の俳優力を鍛えるべく、時には無駄とも思えるような試行錯誤を重ねていくコーナーです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

『ちぃ散歩』や『ぶらり途中下車の旅』もいいけれど、今もっとも熱い散歩番組はテレ東の木曜深夜放送枠『モヤモヤさま〜ず2』だと思うノザワです。コンバンワー!

GWから続いていた巷のお休みモードもさすがに打ち止めでしょうか。
きょうから仕事や学業、その他いろんなことに“本格再開ー!!”という方、多いんではないかしら。
私はGW明けってこととはあんまり関係ないんですけど、このコーナーの更新曜日ってことで気が引き締まります。
1週間の始まりに、さぁさぁ気合い入れていきまっしょい! 

◆プロジェクトその1:テーマを決めよ!

ごくごく当たり前のことですが、目標を実現させるためにはそれに近付いていくための具体的な課題をしっかりと捉えることが必要です。
そのためには自分の足りないところ、弱い部分を押さえることも重要で…。

と今、自分で書きながら、確かにそうだよなぁと思いました。
なんじゃそりゃ?
でも、こうして誰かの目に触れるものとして改めて言葉に興してみることでわかることって案外多いのかもしれません。

話しを元に戻しましょう。

さて、まずはどんな課題に取り組むか?
その課題テーマについて考えてみた時に、今年の1月に開催されたKAKUTAワークショップの中でやったあるクエストテーマのことを思い出しました。

ちなみにこの“クエスト”という言葉は『探求』とか『探求者』っていう意味なんですって。
そーいえば、あの超有名なロールプレイングゲーム『ドラゴンクエスト』にもこの言葉が入っておりますね!

ワークショップも折り返しに差し掛かるちょうど3日目辺りだったでしょうか?
きょうはどんなクエストテーマかな?とわくわくしていると、バラ嬢から稽古着の上から上着を着てくださいという指示が…。
この時まだ冬の真っ只中だったので、厚手のコートやダウンジャケットをはおりモコモコ状態になった私達に続けて嬢はこう告げました。

『今から外に出て商店街のお店の人や通りを歩いている人、誰でもいいです。誰か一人にターゲットを絞ってその人を観察&模写して来てください。
制限時間は10分。
この後、それぞれ発表してもらいマース!』 

うおぉ、なんちゅう面白いお題を…

大きなどよめきが起こり、一気にテンションが上がったみんなは勢い良く稽古場外の商店街へと飛び出していきました。
そして実際にやってみて、これがホントに驚くほど面白かったのです!

普段意識して見るなんてことない日常の風景の中にいる人達を意識して観察してみるだけで、その人特有のクセやちょっとした仕草に個性があり、体や言葉のリズムの違いや、今、何をしようとしている最中なのかという、その人が持つ目的意識までもが見えてくるんです。
十人十色とは良く言ったもので、その違いは同じようでいて明らかに一人、一人細かく違うんですよね。
もうそれだけすごくドラマチックだったし、大げさに聞こえるかもですが、ものすごく感動しました。

私がターゲットに選んだ人は携帯ショップの奥のカウンターのところでこれからお客さんに受け渡すらしき携帯の書類を書いていた店員さんだったんですが、テキパキと書類に必要事項を記入しながら、同時にショップ内にいる別のお客さんのことにも目をくばっている様子が一見手元しか動いていないように見えて目線がちゃんと敏感に反応していたのがすごく面白かったんです。
例えば、仕事ができる人というのを演じようと思った時に、ついつい大振りなしぐさで書類のファイルを開いたりしちゃったりするんですが、ちょっとした目線の動きだけでも、私がこの時、あぁこの店員さんはお客さんの動向をちゃんと見てるなぁと感じたようにできる人に見えてくるんじゃないかなぁって。

なんてことをまた同じことを繰り返して言いますが、こうして文字に書いてみたことで改めてその時の感動に思い至った次第です。

これまでの稽古に於いて私は一番簡単で誰もが最初に思いつくような分かりやすい表現を選んでしまったり、演出からのダメ出しを緻密に捉えていく力が弱く、その結果、大味で退屈な芝居に陥りがちでした。

そこでこの時のクエストテーマとなった“観察”を最初の課題にしてみようと思ったのです。いや、そう決めました!

目標は100人。
次週より観察記録リポートを書いて参ります。
日常の中に生きているごくごく普通の、それでいてとってもドラマチックな人たちの。

Next Stage
《KAKUTA公演『甘い丘』まであと…172日》



『じみだけど、きょうも、ここから。』ごはんのじかん
2009/05/12 火曜日

腹が減っては戦はできぬ。
美味しい食べものたちに敬意を込めて…

今週火曜日もごはんのじかんをお届けします! 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

先日とある公演の受付をお手伝いしたんですが、休憩時間の時に楽屋で演出家の方がスタッフさんと簡単にできる美味しい料理の話しをされていました。
それが本当にビックリするくらい簡単でそれでいてすごく美味しそうだったので私も作ってみました。 

まずキャベツをやや大きめにざく切りにして、ザッと水洗いしてザルにあける。
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次に鍋にほんの薄く油を引いて、鍋底が隠れるくらいの量のキャベツを敷き詰めたら
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その上に豚肉を投入。
この時、肉が固まらないように広げて重ね入れるのがポイント☆
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そしてまたこの上にキャベツ、肉、キャベツと重ねていき、最後にひとかけ分の薄切りにしたショウガと塩を一摘みパラリと入れたら下ごしらえは終了。 
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私はこれに、中華ダシの素と冷蔵庫の野菜室に眠っていた使いかけの人参も加えてみました。

あとは鍋に蓋をして、やや弱めの中火にかけるだけ。
え?!そのまま?
水とか入れなくていいの?
そーなんです!水とか入れなくても鍋の中のキャベツが蒸されて十分な水分が出てくるんですね。
全体がしんなりしたら、軽く上下を返すように混ぜて出来上がり!
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はぁ〜もう、こんなに簡単なのにキャベツの甘みと豚肉から出た旨みがぎゅぎゅっと凝縮されていて素晴らしく美味しかったです。
ポン酢でさっぱりといただきました。
もし大根があればおろしにしてトッピングしてもいいかも。

キャベツと豚肉のヘルシー蒸し煮
みなさんも是非ぜひお試しあれ〜!



『じみだけど、きょうも、ここから。』…KEEP YOU BEST
2009/05/14 木曜日

きょうは普通の日記を。
とは言ってももうすっかり朝日が昇ってきてしまいましたが(;^_^A
でも眠るまではまだきょうってことで。

昼間、久々に電車に乗って出かけたんですが、乗り換え駅の渋谷駅に着いてホームに降りると、辺り一面ポカリスエットの巨大広告ポスターに占拠されておりました。
そしてそこにはこんな言葉が踊っとりました。
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KEEP YOU BEST

『ベストを尽くす』って言葉がありますが、ついつい尽くすという部分にかかっていくベストはちゃんと“たいしたこと”でなくっちゃ!と私は考えてしまいがちなのですが、これが“あなたの(=自分にとっての)ベストをKEEP(保つ)”になると、ベストを自分の身の丈にあった身近なベストとして考えてもいいんだと思えたんですよねー。
何よりささいなベストでも常に自分にとってのベストを保とうとする姿勢が伝わってくるのがイイなー。
そんな大きな違いではないのかもしれませんが、久々にグッときちゃいました。

やりますなーポカリスエット!



『じみだけど、きょうも、ここから。』とっつぁんが行く!
2009/05/15 金曜日

銭形警部。
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本名:銭形幸一
年齢:昭和ヒトケタ
所属:ICPO
ルパン専任捜査官 
   総務局国際協力部第1課
愛称:とっつぁん

世紀の大泥棒・ルパンとその一味を追い掛けてきょうもとっつぁんが行く!

金曜日のこのページはそんな愛すべきとっつぁんへの敬意を込めた、どこまでもくだらないフォトコーナーです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

“お宝は頂いたぜ〜。悪りいな、とっつぁん”

今回もあと一歩のところでルパン一味を取り逃がし、苦虫を噛み潰しながら捜査先のパリよりニッポンに戻ったとっつぁん…。

しかし!
成田に着くやいなや、都内某所にてルパン目撃との情報が!!

『待ってろ〜ルパン!!』
すぐさま現場に急行するとっつぁん。
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向かったその先は…

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『どこだルパン!』
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『どこにいる!?』
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『・・・・』
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いやいや、とっつぁん。それは関係ない。

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果たしてルパンは現れるのか…


つづく。



『じみだけど、きょうも、ここから。』地域猫、物申す。
2009/05/16 土曜日

3月に引っ越してきたM街。
近所には地域猫と呼ばれている猫たちが暮らしていた。

のんびり気ままライフはそのままに、時折何やら物申す彼ら。
案外、いろんなことを考えているんだな。

そんな猫たちとの土曜日。
どうぞゆるりとしてってくだされ。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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あ、失敬。
いきなりくだけた姿をお見せしてしまいましたな。

いやなに、少しばかり背中が痒かったものでね。
背中の痒みが発生した場合、顔を後ろに向けてその痒み部分を舌でペロリとなぜつけるのが通常の嗜みであることはもちろん私も承知している。

しかし、痒みというものは時々、我々を思わず大胆な行動に駆り立てるんだ。
それに不思議なものでね、いつもの嗜みから少しばかり外れたこの行動を人間から“かわいい”などと呼ばれたりすることがあるのだよ。

これは私なりに“はずし・くずし”による効果なのでなないかと考えている。

我々、猫は持って生まれた毛並みがあるからして、人間のように服を着るという習慣は一般的でないが、ファッションの文化を持っている彼らの間ではオシャレのテクニックのひとつとして、コーディネートの際に“はずし”のアイテムを加えたり、きっちり着こなすだけでなく敢えて少し“着くずし”たりして、個性や遊びを演出したりするというのを聞いたことがある。

週に一度、私の住まいの前に地域住民たちが雑誌の束を置いていくのだが(昼前には回収されていくのでなんら問題はない)、その中のan・anという女性誌を拝読した際には“男性のこんなしぐさにグッとくる”というアンケートが載っており『きっちり締めていたネクタイを少し緩めるしぐさ』という意見がかなり上位の方にランクインしていた。
これもその“はずし・くずし”の効果と同じとみて間違いないと思う。

しかしながら、この“はずし・くずし”効果には一歩間違うと“ダサくなる”という落とし穴が待っていると私は考える。
今はまた新たな変化が出てきているのかもしれないが、男子高校生たちの間で腰の位置まで制服のズボンをずり下げて履く“腰履き”なるスタイルが流行ったことがあったが、完全に下げ過ぎて下着のトランクスが見えてしまっている者など、見るに耐えないだらしなさで、彼らの意図していた“イケてる=モテ”には残念ながらほど遠いものになっていた。
an・anのアンケートに答えていた女性たちも恐らく朝っぱらからネクタイを緩めているスーツ姿の男性にはグッときたりはしないのだ。

つまり、“はずし・くずし”効果を最初から狙っていこうとするのではなく、ダサさとの境界線を見極めながら己のセンスを研いていくことが“はずし・くずし”効果を生むのではないだろうか?
諸君はどう思うかね?

いやしかし、この痒み。 なんとかならぬものか…。

ノザワMemo:
M街地域猫その1/アントニオ
顔の白黒加減が映画『怪傑ゾロ』の主人公・ゾロそっくりに見えるのでこの名前を命名。
『三騎士』のような中世騎士の格好をしたらさぞ似合うだろうにと遭遇する度に思ってしまうオス猫。
毛艶が良く、身のこなしが軽やか。
気品と気高い志がモットー。



『じみだけど、きょうも、ここから。』プロジェクト・ステージ
2009/05/18 月曜日

今週もやって参りました月曜日!
1週間の始まりに気合いを入れてお届けするのは、コーナー自体も試行錯誤の連続の予感が大いにする『プロジェクト・ステージ』です!
以前紹介したアメリカのリアリティーショー『プロジェクト・ランウェイ』のように軽快にはなかなかいきませんが(むしろその逆な気が…)めげずに参りたいと思いますっ

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

先週、取り組む課題テーマを“観察”にしようと決めましたが、そこへ真っ先に飛び込んできた強烈なインパクトをもってして印象に残った2人組みの外人さんがおりました。

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私の微妙なイラストと共に解説していくきますと、私が乗っていた電車に何やら話しながらこのお二人が乗り込んできたのです。
しばらくは電車の入り口付近に立ってお互い吊り皮や手摺りに捕まりながら向かいあって話していました。
この時点では至ってごく普通の電車の中の風景です。
しかし、そのうち2人のうち1人の語気が強くなり、声のボリュームも大きくなってきました。
そして、私も含め同じ車両に乗り合わせている人達の何人かが『おや?もしかして口論してる…?!』と思い始めた頃、言われていた方が立っていた場所からフイっと近くの空いていた席に座ったのです。
だんだんエキサイトしてきている相手に“まぁまぁちょっと落ち着きましょうや”というような感じの外し方だったように私には見えました。
しかし、その態度にカチンときてしまったんですね。
声が大きくなってた方は“おい、ちょっと待て”と言わんばかりに先に座った方の向かい側に座り、目を大きくカッと見開いてものすごいスピードでまくし立て始めました。

隣に座って談笑していた大学生の2人組みも本を読んでいたお姉さんもさすがにフリーズしてしまう剣幕です。

言われていた相手は彼の逆鱗に触れてしまったことをマズイと思ったのでしょう、小さくなりながら必死に何かを言い返そうと試みるのですが、ことごく怒り浸透の方に言葉と勢いで制されてしまっていました。

そして観念した様子で言い返すのも諦めた段になって、ようやくまくし立てていた方が静かになりました。
それから…
と続きを書きたいところなんですが、ここで2人はあっさり電車を降りて行ってしまったのです。
ステーン!!!

まぁもともとこの2人にとって目的地の駅に着いたのだから当然っちゃぁ当然なんですけれども。

でも、実はこの“2人で電車を降りて行った”というところが一部始終を見ていた私とって特に印象深く残った瞬間でした。
もしこれが仮に、全くお互いが知らない者同士の2人だったとしたら、例えば車内で口論から殴り合いの乱闘に発展していたかもしれません。
そこまでいかなかったとしても、もっと“この2人、危険かも…”というようなピリピリとした張り詰めた空気になって居合わせているこちらももっとハラハラしていたのではないでしょうか?
例え、同じ駅で降りたとしても何かしらデンジャラスな展開に繋がりそうな予感がしますよね。
でも、この2人は電車に乗り込んできた時と同じようにごくごく普通に電車を降りて行き改札口へ降りる階段へと歩いていきました。

お二人とも外人さんだったので、何をしゃべっていたのか、どんなことでもめていたのかは全くわかりませんでしたが、仕事の同僚?兄弟?なんにせよ、なんらかの関係性がある2人とそうでない2人の場合とでは(←すごくおおざっぱな分け方ですが)同じなようでいてそれぞれ全く別の想像ができるなぁと思ったのでありました。


むぅ〜ちょっとわかりずらい文章になってしまったような気が大いにしますが(汗)次週も観察レポート、つづきます!


Next Stage
《KAKUTA公演『甘い丘』まであと…165日!》



『じみだけど、きょうも、ここから。』野澤家
2009/05/20 水曜日

いらっしゃいませ〜野澤家へ。
無口な父・汎雄と陽気な母・ミユキとしっかり者の妹・とう子と猫界から時々遊びにやってくる愛猫・グー、きょうもそれぞれマイペースに暮らしております。
先週はお休みしましたが、良かったらゆるゆると読んでってください。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

子供の頃、そうですねぇ中学に上がるくらいまでですかね、私の一番の遊び相手はダントツぶっちぎりで妹のとう子でした。
小学校に上がるまでだったらまぁわかりますが、私の場合、家に帰ってきてからまた学校の友達と遊ぶという考えがどういうわけか頭の中に皆無だったんですね。
友達がいないわけではなかったですが、とにかくとう子とばかり遊んでいました。
その遊びの内容も、当時は少しも変わってるなどとは思わなかったんですけど、今思えばかなり独特でした。
例えば“ごっこ遊び”も様々なバリエがあり、家の部屋ごとにイギリスとかフランスとか国名を決めて移動していく『世界旅行ごっこ』や、引き出し式の二段ベッドの二段部分から一段部分にかけて掛け布団を垂らして作った洞穴風のスペースで魚の形に切ったボール紙を割り箸にくっつけたものを焚き火に見立てた懐中電灯の光に当てたりしながら原始人の気持ちに近づいてみる『原始人ごっこ』なんてものまでありました。

でもって、そんなごっこ遊びをする際の私ととう子のお互いの役割がなんとなくですが決まっておりました。
『世界旅行ごっこ』だったら私が船の船員(一応、タイタニックのような豪華客船での船旅という設定にしていました)やそれぞれの国の現地の人で、妹が旅をしている(豪華客船だからセレブにしておこうということで)貴婦人や実業家、つまりお客様さんサイドで私はそれをもてなすサイドという具合に。

一見、姉である私が妹を喜ばせるためにとう子に合わせてあげてるように見える構図ですが、“さーて、きょうはどんな手で面白がらせたろかなー”と思案するのが楽しくて仕方がなかったので、むしろその逆でとう子の方がそんな私に付き合ってくれてるという感じでした。

そんな平和な姉的とう子と妹的わたしの関係が、私が中学に上がった辺りから私の傍若無人ぶりによってあっけなく破られてしまう話しについてはまた次回書くことに致します。

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ちなみに↑こちらが小学5年生の時の私。
相当な確率で男の子に間違えられていました。



『じみだけど、きょうも、ここから。』…朝を満喫
2009/05/21 木曜日

ついさっきまで『はなまるカフェ』を見ていた野澤です。おはようございます!
最近、朝方近くまで起きていて昼過ぎに起きるというサイクルが続いてたので、朝にテレビってだけなのにちょっと楽しかった。
今が旬の新ごぼうがすごく美味しそうだったのと、ゲストに来ていた女優の麻生久美子さんが素敵だったなぁ。

私の大学時代の友人で荒牧妙子ちゃんという子がいるのですが、前々から「芸能人ですごく彼女に似てる人がいるんだけど誰だったけなー」と思ってて、それが麻生久美子さんだったというのがわかった。
だから何だっちゅう、特になんもオチはないのですが(^o^;
でも、私にとっての魅力的だなぁと思う人の共通項には自分の意志がのびのびと自由に、ハッキリある人なのだということを番組を見ながら再確認したのであります。

* * * * * * * * * * * *

不規則ではあるけれど夜中まで動いてた体と頭を休めるためにぐっすり寝るのも幸せ。
でもこうして少しばかり眠くても朝から起きてきょう1日のこれからにテレビとか見ながらね、なんとなくでも思いを馳せるってのもやっぱり幸せなんだなぁ。

5/21木曜日の朝に(朝だけど)乾杯!
良き1日になりますように☆
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『じみだけど、きょうも、ここから。』とっつぁんが行く!
2009/05/22 金曜日

〜先週までのとっつぁん〜

成田に降り立つや否や、銀座にてルパン目撃の報が入電!
現場へと急行したとっつぁんであったが…

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

『何ですと!誤報?!』
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…必死の捜索もむなしく、撤収を余儀なくされたとっつぁんであった。

200905230053001.jpgとぼとぼ… 

肩を落とし足取り重く帰宅の途に向かい始めたとっつぁん。
200905230053001.jpgとぼとぼ…

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む!
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むむむ!!
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ここは…
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8(ハ)6(ロ)
ハロー!?


いやいや、とっつぁん、それはフロだから…

と呼び止める前に暖簾をくぐって行ってしまったとっつぁんであった。


つづく。



『じみだけど、きょうも、ここから。』地域猫、物申す。
2009/05/23 土曜日

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・・・・

ふぁ〜(あくび)

・・・・

ふあぁ〜(再びあくび)

・・・ 

あ〜どうもまぁ、こんな横になったまんまで、ごめんなすってぇ。
この辺、界隈では最年長の、え〜なんてったかなぁ、周りの猫衆らにはまぁそれらしい呼ばわれ方で呼ばれとります老いぼれ猫ですわ。

・・・はぇ?舌が出たまんま?

あ、そうなんですわ、もともとちいと長めなサイズってんで若い時分にはうっかり自分で噛んじまうなんてヘマをやらかしとったんだけどねぇ、へへへ。
これくらい老いぼれてくるとね、噛まないようにだとか、ちゃんと引っ込めておかにゃぁいかんとかね、いちいち考えるのも面倒になってくるもんなんじゃよ。

確かに見てくれとしちゃあ、そんなにいいんもんでもないのかもしれんけどね。
けどな、逆のことを言えば、自分が楽だなぁっちゅうことに素直に従うのも、そんな悪いもんでもないとワシは思うんじゃよ。

お人さんは会社に行ったり学校に行ったり、いろいろな対外的にどう振る舞うかっちゅうことをきちんと考えなならん機会がワシらに比べてずっと多いから大変じゃと思うがね。
でも案外、お人さんでもちょっとばかし勇気を出して工夫すればうまいこと無理せず自分を楽にしながら周りにも振る舞えようになる、ちゅうか、現になれてるお人もおるんじゃよな〜。
あの、なんちゅうたかな、ビビる大木さん?お笑い芸人さんの。
“昼間っからこんばんみ”
って、ありゃ、なかなかたいした挨拶じゃよ。
いやぁ〜時々ご厄介になっとる家のテレビからビビるさんがそう言っとるのが聞こえてきた時は、さすがにその楽々っぷりににワシもビビってしもうたよ。

ビビるだけに…。
なぁ〜んてな。

ふぁ〜(またあくび)

こんな風体でしょうもないダジャレまで言ってしまったワシ…。
まったくもって説得力ないのぅ。へへへ。


ノザワMemo
:地域猫たちの中で恐らく最年長のオス猫。名前を“長老”と命名。
ホワイトタイガーのような毛並みと堂々たる大柄な体格で、さぞやボス的な地位に君臨しているであろうと思いきや、とても穏やかなまろ猫で縄張り争いなどにも全く興味がない模様。
大概の場合、塀の上でうつらうつらしながら、ほぼ100%舌をしまい忘れている。 



『じみだけど、きょうも、ここから。』…そうきましたか。
2009/05/24 日曜日

ついにでました、久々のニューフェイス!!

レモン、ミルク、ロイヤルミルク、ストレート、アップル、グリーンアップル、ピーチ、マンゴー、グレープ、マスカット、ストロベリー、ペアー、グバァ、グレープフルーツ、ピンクグレープフルーツ…
ときて、新しくファミリーに加わったのは…
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パッションフルーツ!!!

おぉーっ!!

ここまで来ると、紅茶であることの意味も揺らいでくる気もしないでもないですが、このファミリーの心意気、まだまだ追い掛けていきたいと思います!



『じみだけど、きょうも、ここから。』ごはんのじかん
2009/05/26 火曜日

どんなに落ち込んでいても美味しいごはんを食べれば元気が出てくる。
先週お休みした分、本日は下ごしらえをじっくりしてのリポートです!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

《大根めし》

安くて活躍度も非常に高い大根は大好きな野菜のひとつ。 
きょうはその大根が主役の炊き込みごはんを母から教わったやり方で作ってみました。

下ごしらえ・その1 ◆ダシを取れ!

ダシが命。なんて言葉がありますが、まさにこのレシピもダシが命。
干した煮干し(いりこ)のダシをじっくり弱火で煮出して濃いダシを取るのがポイントだそうです。

で、早速スーパーへ煮干しちゃんを捕獲しに…
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おりました、おりました。
こちらは頭と腹わたがすでに除かれたタイプのもの。
母はいつも丸のままの煮干しを使っていると言っていたので迷ったのですが、手間も省けてお値段的にも安かったこちらを選択。

     ― ― ― ― ― ― ― ― ―

まず鍋に水をはり、そこに煮干しを投入。
身が柔らかくなるまでしばらく浸しておく。

鍋を火にかけ、弱火でじわじわとダシ色が濃く出るまで煮出す。
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一気に沸騰させてしまうと渋味が出てしまうので時間をかけて気長にというのがポイントだそうです。

てなわけで、その間にメインの大根と一緒に炊き込むお揚げ、またもや冷蔵庫に眠っていた使いかけのニンジンもついでに準備致します。

下ごしらえ・その2 ◆短冊切りでキメろ!

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まず、大根の葉を切り離しサッと茹でます。
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ほーら、もうこれだけで美味しそう。
みずみずしい歯ごたえと風味のあるこの香りが好きなんですよねぇ。
お味噌汁とかにパッと入れるだけで味がグッとグレートアップする優れ者であります。
細かく刻んでパラリと塩をしたらタッパーなどに入れて粗熱を取った後、一旦冷蔵庫へ。
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主役の大根は短冊切りにして軽く水にさらした後、ザルに上げてスタンバイ終了。
マァー簡単だこと♪
この時、大根の皮を厚めに剥いて一緒に刻めば捨てずに使えるので良いですよ〜。
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おんなじようにお揚げとニンジンも短冊切りに。
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そうこうしているうちに、煮干しの煮出しも終了。
煮干しをザルにあけて取出しダシ汁だけを冷まします。

冷めたらお米をスタンバイ。
普通にごはんを炊く時と同じようにお米を研ぎます。
そこに炊くのに必要な分量のダシ汁を水の代わりに入れ、醤油を大さじ3〜4杯投入。
最後に短冊切りにした大根・ニンジン・お揚げを入れて炊き込んだら出来上がり☆
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炊き上がったところに、冷蔵庫に入れておいた刻んだ大根の葉を散らすのも忘れずに。この時、塩をして少し水分が出てるので軽く手で絞ってから散らすと良いですよ〜。


ふぅ〜。
いやしかし、予想以上に時間がかかってしまいました…。
母はいつもなんの気なしに軽々と作ってるのになぁ。

奥深し、大根めし!



『じみだけど、きょうも、ここから。』野澤家
2009/05/27 水曜日

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ぼへー。

↑私、中2時代。
この写真を見て久々に“キミ、日本人ジャナイヨネ?”とお巡りさんに呼び止められた時のことを思い出しました。
ちなみにその時私は大学生でした…

今週もようこそ〜!野澤家へ。
どうぞゆるりとしてってくださいな。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

姉のような妹・とう子とばかり遊んでいた私が中学に上がると、全盛だったごっこ遊びもさすがに影をひそめてゆくのですが、その辺りからしっかり者のとう子は私と一緒に原始人の気持ちに近づいてみたり、皿に盛ったうまい棒とかの駄菓子を「フランス料理だー!」と言ってナイフとフォークで食べたりしていた時間をちゃんと勉強の時間に当てるようになりました。
もともと私よりも成績が良かったとう子はそのままメキメキと学力を上げていき、小学校を卒業する頃には学年トップ、都内全体の学力テストでも上位に名を列ねるまでになったのです。

その頃の私はというと、クラスの学校新聞づくりで担当した4コマ漫画にハマり、「4コマ対決だー!」とかなんとか言って家の新聞から切り抜いた4コマ漫画と自分で書いた4コマ漫画を学校に持っていき仲が良かった隣の席の西江くんにどっちが面白いか判定してもらうのに夢中でした。

4コマの神様・コボちゃんを越えられるわけがないのに…。
バカだ、バカすぎる…。

そんな私にとって成績優秀なとう子が同じ中学に鳴り物入りで入学してくることはまた同じ学校に通える嬉しさももちろんあったんですが、すんごい脅威でもありました。
だってこのままでは本当に歳の差を除いて姉と妹の立場が逆転してしまうような気がしたんです。

そこで、私が考え付いた作戦は「やっぱり、ソウはおねえちゃんだなぁ」ととう子に改めて“おねえちゃんらしさ”を日記でアピールするという交換日記作戦でした。
中2の姉(↑上の写真参照)が小6の妹に交換日記を迫る…。

この傍若無人ぶりは果たしてアリなのか?ナシなのか?!
自分も予想だにしなかった3週跨ぎの『とう子との思い出編』次週こそ完結の予定です。



『じみだけど、きょうも、ここから。』とっつぁんが行く!
2009/05/29 金曜日

〜先週までのとっつぁん〜

ルパン目撃情報が誤報に終わり足取り重く帰宅の途につこうとしていたとっつぁん。
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しかし、湯の極楽場“銭湯”を発見したとっつぁんは迷わず番台奥の暖簾の中へと消えていったのであった…

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「ふぃ〜」
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広い湯船にゆったりつかってすっかり平静を取り戻したとっつぁん。

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一服しながら、テレビなんぞも見たりして… 

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「・・・。」

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アレ?とっつぁん?

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「・・ZZZ」

ってダメだよ!とっつぁん!風邪引くからっ

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そうそう、早いとこ家に帰りましょう。

「ん…?傘さしてる?」 
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ザーッ(雨雨雨雨雨)

「!!!!」

傘がないとっつぁん。
湯上がりにズブ濡れなとっつぁん。
家まではまだ遠い…
セブンイレブンは…
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いい気分?

とっつぁんの夜はまたまだ終わらない。 


つづく。



『じみだけど、きょうも、ここから。』…ブラボー!
2009/05/31 日曜日

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絶対に映画館で観た方がいい・観ないと損!だと思う映画ってそうそう多くはないのかもしれませんが、やっぱりあると思うんですよね。
きょう観た映画『スラムドッグ$ミリオネア』もそんな映画館で観るべきブラボーな映画でした。

そろそろ公開が終了するそうなので、まだ観てなくて気になってたら是非行ってみてくださいね。