【スロット「北斗の拳」とは】

日本全国に設置されている１８０万台のパチスロ機の中で、北斗の拳の台数は６０万台を越える。現在ホールにあるパチスロ機の３台に１台は北斗なのだ。液晶画面を搭載し、完成度の非常に高い演出が売りである。とにかく面白い機種なのであるが問題はそこにある。これだけ設置台数が伸びるということは、ホールにとっても「使いやすい台」であるということは間違いない。つまりホールが儲けやすい機種だということである。 とにかく勝てない。でも面白いから打っちやう⇒また負ける⇒取り返そうと思う⇒たまーに勝つ⇒面白い！⇒また負ける。という永久泥沼ループに陥ってしまう。 その、北斗で勝とうというのである。無謀？ふふふ、だからこそやり甲斐があるってもんさ、どうせ登るなら険しい山の方が良いに決まってる。絶対に勝つ！そうさラオウに勝つのさ。シンにサウザーにジャギに勝つのさあ。そしてユリアを思いっきり抱き締めるのさ。戦略は朝一北斗イベント高設定狙い。あとは、運。これとっても大切ね。

★バラちゃんレポート★

９時集合と聞いていたので行ったらすぐ打てるのかと思ってたら１時間待つと言うことで早速げんなり。しかし玄関先の絨毯はフカフカで座れ、並んでいる間もパチンコ屋さんの細かなサービスがあって意外とくつろげた。私たちの前に並んでいた見知らぬ太めなアベックは自宅にいるがごとく寝っ転がったりなんだりでくつろぎすぎ。
遅れてヒロと寝ぼけまなこスッピン天使の友佳も到着し、なにやら戦略を練っているらしき男たちを尻目に、いよいよ気持ちも高ぶってきた。





１０時グランドオープン。台を取りに行くのはＴＤＬで真っ先にアトラクションへ目指すような気分で興奮！友佳と共に並んで打つ。…しかし、しばらくはＢＢ（バトルボーナスって言うんでしょ！）なるも虚弱な拳さんの１ゲーム敗退が続きドンヨリ。
隣の友佳にいたってはさっきからまるでかかってない。のっけから泣きたくなった。
私は「この台は来ない！」と思うのに、ちょっと良い演出があるたび成清さんが横で「あるよ！あるよ！」と言う。なにが「あるよ」なのだか、彼の「あるよ」を聞くといよいよ「ない」気がして台を移らせてもらった。私と共に友佳も台移動、…と、友佳のＢＢゲットを皮切りに、私も徐々にかかり始める。午前中はアミバ祭りであった。奇跡の村でもアミバ、道でバッタリアミバ、雑魚かと思ったらアミバだ。アミバが好きになった。


それでも１ゲーム負けはなんだかんだと続く。成清に「運だから」と言われて「運がないなら帰る！」とキイキイ騒いでイヤがられた。その後、台を移ってみたりして全く無駄なお金を使い、結局同じ台へ戻り打ち続ける。



夕飯でお寿司を食べた後、それまで順調にやってきた友佳も、徐々に回復していた私もめっきりかからなくなった。アミバなんて今やただの賑やかしである。またアミバが嫌いになった。横にいる友佳はあんまりＢＢが来ないので目押しの練習に励んでいる。あたしは目押しなんてどうでも良い（成清に頼むから）！黒王に勝ちたい！勝ちたいのにニーチェが来ない！リンは「ラオウを見たよ」と言って嘘ばっかし！友佳は目押しがドンドン上手くなる！


…終盤は５００回に１ＢＢと言う確率になってきて、唐突に手元に残ったメダルが惜しくなり、みんなよりも先にゲームをやめた。（２４６枚である…）


打ち止め時間までみんなを待つ間、こっそり一人で「お見事！サブちゃん」を打ちに
行き、そこでも７千円負けたのでした。ケチョン！

バラちゃんレポート興奮だけは伝わってきますな。どうやら嬢のおたく心をくすぐったようで嬉しいです。 文中イミのわからない言葉がいっぱいありましたので注釈を。 バトルボーナス＝７７７が揃うこと。 「この台は来ない」＝この台は当たらない。 アミバ＝原作に出てくるケンシロウの敵。アミバを倒すと大当たりとなる。 ニーチェ＝ニーチェ？多分チェリーが揃ったという事だと思う。嬢が勝手に造った言葉だと思います。

桑原嬢は泣かないと言ってましたが、３回は確実に泣いていましたね。それとボーナス揃えた時うるさすぎ。周りの人みんなあなたのこと見てましたよ。ふふふ。