KAKUTA第18回公演『甘い丘』稽古場日記+4コマ劇場
2006年12月23日

第1回★大枝佳織

さてさて寒くなってきましたね。
寒さが日に日に増す中、始まりました、『甘い丘』稽古。
寒いどころじゃあないわ、寒いのが大の苦手の私なんて
毎日瀕死の状態で稽古場に向かいます。
でも寒さの中到着すると、
何となく稽古場が華やかな気がするわ。
女性が多いせいか、お呼びした方の雰囲気のせいか、
華やかって言うのか、外国の匂いがするのよね。

華やか代表、高島雅羅さん。
このお方、いつもホワホワのファーのついた素敵なコートで登場。
ヒラヒラと登場し、どこの貴婦人かしらと、
稽古場が稽古場でなくなる瞬間です。
先日は優雅にパンを差し入れてくださいました。
机にパンが積みあがっていて嬉しかったわ。
パンも通常のパンより何か高尚な食べ物に見えてしまうのが不思議ね。
「パン・ドゥ・何とか」みたいな。
口に運ぶと優雅な気分になり、みんなうっとりと頂きました。
また、バレエをなさっていたとのことで体のやわらかい雅羅さん。
柔軟されている時なんてまるでお花の中にいらっしゃるようで、
これも何だか貴族の遊びをされているように見えてきます。

そして、椿真由美さん。
この方は前々からお芝居などで拝見する度に、
誰かに似ているわと勝手に思っていました。
先日やっとそれが誰なのか判明しました。
フランス人に似ている!
そう思ったのは稽古後、コートと帽子を身につけた帰り際の椿さんを目にした時。
一瞬フランスに放り出されてしまったような錯覚に陥ったわ。
フランス、未だ行ったことのない国の貴重な体験をさせて頂きました。

また、村上航さん。
この方もどこか分からないけど外国の匂いがします。
どこの国か分からないところが不思議ね。

三谷智子さん、通称さとっこ。
日本人とは思えない、きれいな形のお鼻をされています。
KAKUTA出演は今回で3回目。
毎回印象の異なる役で役の幅広さに感心してしまうわ。
最近この方のコート襟元に付いているうさぎのファー、
とってもかわいくて勝手に気に入っています。
帰りの電車の中、背負っていたリュックを前にかけ
うさぎのファーを首に巻いてじっとしている姿、
外国の童話の中からひょっこり現れた妖精のようでした。

こんなインターナショナルな場所で創っている「甘い丘」。
外国の話ではないので外国の匂いがするかはどうか分かりませんが、よかったら是非!

大枝の4コマ劇場!

題『甘い丘』

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大枝「丘。」

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大枝「甘い!」

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大枝「これをこうして・・・・・・」

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大枝「甘い丘。」