まず、反省と謝罪を。
1、20キロ走れませんでした。。。
2、10キロでさえ平凡なタイムでした。。。
3、マラソンをなめてました。。。
4、マラソンは素敵なスポーツです!
最後のは感想です。
初めて参加したマラソンは、素晴らしいものでありました。
僕なんかが参加しちゃいけない。
僕が一番初めに抱いた感想がそれでした。
演劇人は世界を斜めから見てしまう生き物ですから、素直な人に出会うとクラクラします。
演劇人は地を這いつくばって生きる生き物ですから、ぬくもりにあたると信じられないくらいクラクラします。
演劇人はお酒を好みますから、朝早いといつもフラフしてます。
不慮の事故で足を損傷した僕は、やむなくトレーニングを断念し、演劇人として普段の状態で参加しました。前日はちゃんとお酒を飲んで、丑三つ時に床に付く。
そして、次の日・・・
走りながら強烈な後悔に襲われてました・・・。
こんなに後悔したことがないくらい、苦痛に顔を歪め走る僕がいました。
横っ腹は痛いわ、胸は気持ち悪いわ。足は痛いわ。女の子にも抜かれるわ。おじいちゃんにも抜かれるわ・・・。
しかも、半分の10キロで断念。
佐藤君は30キロ走って2時間半をきった。(やりおった!)
そうちゃんは5キロを23分台!(スゴイ!)
原さんは初参加で10キロ走りきった。(えらい!)
牛は30キロのところを20キロで断念!!!(やーい!)
20キロ地点で、苦痛の表情で手で大きくバツを作りながら走ってきた牛の絵は相当笑えた。
でも、牛は断念したとはいっても僕より走ってるよ・・・。
「足の"爆弾”がね」
とうつむき言い訳をする僕はものすごくかっこ悪い。
断念した後に、まだ走るランナー達を見ながら
「僕も仲間に入れて欲しい。」
という気持ちが湧き上がってきて、牛監督に
「監督・・・もう一度僕にマラソンさせてください」
と、スラムダンクの三井のようにお願いをするのでありました。
また走るぞ。やーーーー。