【朗読の夜の作り方】-図書館をさまよう/Fumikura 若狭勝也
大変ご無沙汰しております。
若狭勝也です。
只今、来年春のKAKUTA朗読公演に向けて、上演本を探しています。
本屋さん、紀伊國屋、ブックオフ、図書館を行ったり来たり。
KAKUTA朗読公演では、1プログラムで3~4本の作品を上演する事が多く、例えば公演時間を2時間以内にしようとすると、1作品で30分。
ページでいうと長くて20~30ページの短篇小説を探しています。
あ行から順番にタイトルや作家の名前を見ていったり、オススメの帯があったりするもの、ネットから評判を調べて探したり。
あれこれ探しているうちに、気のせいか本の
“背表紙(本棚に縦に入れたとき見える部分)”
で分かってくる事があります。
ホラー、サスペンスものを探したい場合、背表紙が黒色が多い。
黒色中心で探してみたりするのも面白く、タイトルだけでは、一見、ホラーと思わない作品を見つけれたりします。
そして、短篇ばかりを探しているせいか、
タイトルで短篇かどうか分かるようにもなってきた。
まだ法則をつかめていないのだけど、短篇だと思って本を開くとほぼ短篇!
なんだろうか・・・。
■タイトルから、なにか内容を訴えかけているものは、ほぼ短篇ではない。
例:「さまよう刃」「クライマーズ・ハイ」「重力ピエロ」
■勿論「上・下」巻があると、短篇ではない。
(※「○○○短篇集・上巻」は短篇。)
■なんとなくタイトルから広がりがある、いくつもの内容が想像出来るのが、短篇!
例:「ドリーム・タイム」「つめたいよるに」
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と、意識して新たな本を開いてみたら、
長編でした・・・。
夏ももうすぐ終わります。
まだまだ探します!
本屋、ブックオフ、図書館、どこも冷房が効いていて涼しいですしね☆