2011年02月11日

【朗読の夜の作り方】−仕上げは抜かりなく/Fumikura 野澤爽子

こんばんわ!
只今、上演台本の最終チェックが佳境を迎えています。

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と、いきなり「台本」と聞いてあれれ?と思われた方がいらっしゃるかもしれません。

朗読公演と言われたら普通は“本を読み聞かせていく舞台のこと”を連想しますものね。
でもどうして台詞を伴った「台本」が必要なのかしら?

それはKAKUTAの朗読公演が“本を読み聞かせる面白さ”を前提にしながらも、俳優が実際に動き、演じて、目でも耳でも楽しめる限りなく演劇に近づけた朗読スタイルを取っているからなんです。
この朗読スタイルのことをKAKUTAでは「Active reading」と呼んでいます。

小説の中の登場人物たちが自由に動ける体を得て本の外へと飛び出してくるようなイメージ!と思っていただけたらわかりやすいかもしれません。

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そんなわけで「Active reading」の大切な土台となる「台本」の最終チェック。
私たちの眼光にも泣く子を探すナマハゲのごとき鋭さが宿ります(笑)

誤字・脱字はいねえかぁーっ!!

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無事、チェックが終わるとメンバーから労いのメッセージが!
同じようにPC画面に向かっている仲間の姿を思い和みます。
さぁ、あともう一息。抜かりなく仕上げていきますよー!!