2011年03月03日

【朗読の夜の作り方】−男たちと女たちの夜/Fumikura 原扶貴子

こんばんは!
ひな祭り。稽古二日目。

今日は≪群青の夜≫「ネオン」と≪黒の夜≫「デッドガール」のお稽古。
まずは「ネオン」から。
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読み合わせに集まった男たち。
カーッ!男くさい!
男だけってやっぱりパワフル。
荒っぽいけれど、女には到底だせない迫力があって、ちょっとうらやましいくらい。
どんな芝居に仕上がるのか。
写真家・相川さんとのコラボレーションはどんな風なのか。
桑原が写真とのコラボイメージを伝えながら、稽古していきます。
本を読んでイメージしていたのと全く違う演出に驚き、
はたまたイメージ通りのシーンに満足したり。
夜の世界に生きる男たちの物語、楽しみです!

一転して夜の稽古は、女たちの芝居「デッドガール」。
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桑原から舞台の使い方の説明をうける、客演の澁谷佳世さんとKAKUTAのニューフェイス・ヨウラマキ。
女というのはだれだって、暗くて深い穴を抱えてる。
ただのホラーではない、味わい深い物語になってます。


先行予約は3/4(金)から3/6(日)までの3日間です。
いよいよ明日から受付開始ですよー!
この三日間をどうぞお忘れなく。
今回はKAKUTA15周年パンフレットがセットのお得なチケットもご用意しております。
この機会をお見逃しなく!

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KAKUTA Sound Play Series「朗読の夜」♯6

「グラデーションの夜」
構成/作/演出 桑原裕子

2011年4月13日(水)~5月1日(日)

@アトリエヘリコプター(五反田)

≪群青の夜≫ 2011年4月13日(水)~4月17日(日)
「ネオン」 桐野夏生 著 (『錆びる心』文春文庫より)
「正直袋の神経衰弱」 いしいしんじ 著 (『東京夜話』新潮文庫より)
「ピエロ男」 田口ランディ著 (『ドリームタイム』)文春文庫より)
「夜のドライブ」 川上弘美著 (『あなたと、どこかへ。』文春文庫より)

≪黒の夜≫ 2011年4月20日(水)~4月24日(日)
「デッドガール」 桐野夏生 著 (『ジオラマ』新潮文庫より)
「迷路」 阿刀田高 著 (『七つの怖い扉』新潮文庫より)
「ささやく鏡」 今邑彩 著 (『よもつひらさか』集英社文庫より)

≪桃色の夜≫ 2011年4月27日(水)~5月1日(日)
「いま何時?」 田辺聖子 著 (『三十すぎのぼたん雪』新潮文庫より)
「春太の毎日」 三浦しをん 著 (『きみはポラリス』新潮社より)
「わか葉の恋」 角田光代 著 (『オトナの片思い』ハルキ文庫より)