【朗読の夜の作り方】−はじめてのマサ/Fumikura 原扶貴子
こんにちは!
朗読公演、いよいよ稽古がはじまりました。
KAKUTAのオールドルーキー、遅れてきた新人・嵯峨野雅和さんがいますよ。
なぜに彼が、おサルにように所在なさげかといいますと。
KAKUTA入団以来、朗読公演へ参加するのは今回がはじめてだからなのです!
KAKUTAの朗読公演では、小説の本文を読む「語り手」と登場人物を演じる「演じ手」にわかれて、
限りなく演劇的な方法で上演しているのですが、
実際に上演するにあたって、どういう仕組みでやっているのか、先輩劇団員に問い合わせております。
『登場人物の台詞だけじゃなくて語りの言葉もすべて覚える』とか
『語りの言葉から人物の台詞へ移り変わるタイミング』とか
『人物と語りの気持ちをシンクロさせる』とか
KAKUTAで講釈といえば、
若狭さん。
今回、すべての作品に出演してますし、なんといっても朗読企画Fumikuraメンバーですからね!
そんな先輩後輩ですけれど、実は同い年。
マサのオールドルーキーたるゆえんです。
10作品のうち最初の稽古からマサ、出動します!
マサ、ガンバレー!
グラデーション(?)な背中が語る、先行予約は3/4(金)・3/5(土)・3/6(日)の3日間です。
今週末ですよー!
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KAKUTA Sound Play Series「朗読の夜」♯6
「グラデーションの夜」
構成/作/演出 桑原裕子
2011年4月13日(水)~5月1日(日)
@アトリエヘリコプター(五反田)
≪群青の夜≫ 2011年4月13日(水)~4月17日(日)
「ネオン」 桐野夏生 著 (『錆びる心』文春文庫より)
「正直袋の神経衰弱」 いしいしんじ 著 (『東京夜話』新潮文庫より)
「ピエロ男」 田口ランディ著 (『ドリームタイム』)文春文庫より)
「夜のドライブ」 川上弘美著 (『あなたと、どこかへ。』文春文庫より)
≪黒の夜≫ 2011年4月20日(水)~4月24日(日)
「デッドガール」 桐野夏生 著 (『ジオラマ』新潮文庫より)
「迷路」 阿刀田高 著 (『七つの怖い扉』新潮文庫より)
「ささやく鏡」 今邑彩 著 (『よもつひらさか』集英社文庫より)
≪桃色の夜≫ 2011年4月27日(水)~5月1日(日)
「いま何時?」 田辺聖子 著 (『三十すぎのぼたん雪』新潮文庫より)
「春太の毎日」 三浦しをん 著 (『きみはポラリス』新潮社より)
「わか葉の恋」 角田光代 著 (『オトナの片思い』ハルキ文庫より)