【朗読の夜の作り方】−【黒の夜】Collaboration on…/Fumikura 原扶貴子
こんにちは!
今回の朗読公演は、
KAKUTA朗読公演史上最多の10の読み本と、客演陣をあわせた総勢21名のキャスト、
そして3組のコラボレーションゲストをお招きしての、
3週間3プログラム連続上演というなんともてんこ盛りな企画でございます。
今日ご紹介するのは、【黒の夜】のコラボレーションゲスト、
イラストレーター・柊ゆたかさんです!
15周年の年賀状、KAKUTAメンバーの似顔絵も柊さんの作品です。
【群青の夜】のゲスト相川さんと同様、
柊さんにもKAKUTAはたいへんお世話になっております。
戯曲本『甘い丘』の、
ページ右下に1ページずつ描かれているパラパラ漫画も柊さん作です。
原画80枚の力作です。まだパラパラ~とやってない方、ぜひ。
そして柊さんのイラストでさらに特筆すべきは、筆で描かれる黒と白の世界!
KAKUTAで最初にこの筆でのイラストをお披露目してくださったのは、
朗読公演『神様の夜』だったでしょうか。
『神様の夜』も川上弘美さんの作品を9作品、4プログラムにわけて上演した公演でしたが、4つのプログラムごとにシンボルとなるイラストを書き下ろしてくださったのも柊さんです。『神様の夜』サイトはコチラ。
この水墨画のようでいて、かつモダンなラインは柊さん独特のものではないでしょうか。
ホラー、闇、そんなイメージの作品を集めた【黒の夜】を柊さんがどう描くのか。
イラストと朗読公演、どんなコラボレーションになるのか。
私たちも今から本当に楽しみです。
さっそくの打ち合わせ。
すでに作品の片鱗が…!
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KAKUTA Sound Play Series「朗読の夜」♯6
「グラデーションの夜」
構成/作/演出 桑原裕子
2011年4月13日(水)~5月1日(日)
@アトリエヘリコプター(五反田)
≪黒の夜≫
2011年4月20日(水)~4月24日(日)
◆「デッドガール」 桐野夏生 著 (『ジオラマ』新潮文庫より)
◆「迷路」 阿刀田高 著 (『七つの怖い扉』新潮文庫より)
◆「ささやく鏡」 今邑彩 著 (『よもつひらさか』集英社文庫より)