2010年12月24日

【朗読の夜の作り方】−上演許可申請中/Fumikura 野澤爽子

刻々と年の瀬が迫って参りましたが、年明けから勢い良くスタートダッシュを切るためにも今年中にできる準備は万全にしておきたい!Fumikura内の動きもさらに活発になってきております。

前回お知らせした通り、劇団員総出で取り組んだ読み本探しを経てついに上演候補作が出揃いました。
作品数もこれまでの朗読の夜シリーズの中で最も多く作家さんの顔ぶれも多彩かつ豪華! 
このラインナップがすべて実現したら相当面白くて素敵な公演になるのは間違いありません。
そのためには著者である作家の方々からの作品を使用しても良いですよという了承を得ることが必須。 
そこでご協力いただくのが候補作が収録されている本の出版元・出版社の作家担当をされている編集者さんなんですね。 
直接連絡を取ることができない作家の方々との間を取り次いでいただくのですが、一番最初にお電話をかける時は本当に緊張します。

昔、まだ携帯電話が普及する前は好きな子に電話をかけるときには誰もがその子のお家に電話していたと思いますが、少し不安が入り交じるようなあの独特の緊張感に似ていると申しましょうか。

でも緊張してもやっぱり大事なのは、この作品を是非とも私たちの朗読公演で上演したい!と情熱をもってお話すること。
逆にそのことさえブレずにきちんと持っていれば大丈夫。
というのは我らがFumikuraリーダーの原さんの言葉です。

というわけで、私は2人の作家の方の編集者さんにご連絡をしたのですが、お2人ともそれぞれに忙しい中とても丁寧に対応してくださり、なんと今月に入って早々に担当されている作家先生からの承諾のお返事を取り付けてくださったのです!

お電話をいただいた時は嬉しさのあまり思わず声がうわずってしまいました。

作品を書かれる作家さんがいらして、それを広く読み手となる私たちに届ける編集の方がいて…
普段はあまり意識することなく書店や図書館で本を手に取っていたのが、こうして作品使用の承諾をいただくお願いをする中で大切な流れを感じることができたのも嬉しかったです。

他のFumikuraメンバーからも続々と朗報が届いてきておりますよー
間もなくお知らせできる公演詳細、楽しみにお待ちいただけたらと思います!