2010年11月28日

【朗読の夜の作り方】−上演候補作品選出/Fumikura 野澤爽子

お久しぶりです!Fumikura・野澤です!
前回の原さんの投稿から1ヶ月…
ずいぶん長いことご無沙汰してしまいましたが、その間、碁盤の上の戦い・将棋のごとくじっくりじっくりと歩みを進めておりましたよー
後れ馳せながらまずはそのご報告をば。

これまでの朗読の夜シリーズでは上演作となる小説を選ぶ際に、公演全体を貫くテーマを決めてそれに添った作品探しをしてきました。
プラネタリウムを会場に選んだ『満天の夜』では“星”をテーマに。
初のホラーテイストに挑んだ『帰れない夜』では“恐怖”をテーマにという具合に。

ですが今回は、話し合いの中で挙がってきたいくつかのキーワードは置きつつも、先にカッチリとしたテーマは決めずにまずは面白いと思う作品・やってみたい作品を探してみるところから始めてみたんですね。
するとどうでしょう!
これまでになく様々な作家さんの小説が集まってきました。
その中には今まで私が触れることがなかった作家さんの作品もあって。
上演作品を探すための本探しでもあるけれど、こうして新しい作品世界に出会える。これぞ朗読の夜シリーズを作っていく醍醐味!
改めてそう思いました。

さて、こうして集まったたくさんの候補作。
今回は独立した構成による過去最大の3プログラム上演を予定しているのすが、どんなテーマでどのようにカテゴリー分けするか?
逆に頭を悩ませることになりましたが、ついに冠となるテーマが決まりそれぞれのカテゴリーに合わせた候補作品が出揃いました! 
いやーかなり豪華な顔ぶれによる珠玉のラインナップだと思います!

そ・れ・は…

と、今すぐにでも発表したい気持ちでいっぱいなのですが、ここはグッと堪えて。
晴れてご報告できるようになるには、私たちの仕事の中でもっとも重要だと言っても過言ではないある交渉過程を踏まねばなりません。

次回はまさにその真っ只中にいる私たちの今をお届けしたいと思います!

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つづく…