2010年10月19日

【朗読の夜の作り方】−読み本プレゼン/Fumikura 原扶貴子

朗読の本探しも佳境。
先日も各人が探してきた本の読書会でした。
まぁ、どんな文学少年少女の集まりでしょう。
読書会…いい響きです。

さて、今回集ったのは、
ニューフェイス・ヨウラマキさん、宿坊でどんな顛末を向かえたのかブログの更新が待たれる馬場さん、「Root Beers」オツカレサマの高山奈央子さんとFumikuraメンバーでした。
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現在、百本ノックを受けているような、ひたすら多読の生活を送っているのですが、
まぁ、これだけ読んでいれば、嫌でも自分の好みが分かってきます。
そのこと自体は興味深いのですが、だんだんと自分の感性に飽きてくるのも事実。

そんな時にこうして、読書会を開き、メンバーの推薦本を読むのはとても刺激になります。
若狭さんが持ってくる作品は存外、暗黒趣味であったり、
ヨウラさんはすこし風変わりな、彼女自身の持つ不思議な存在感そのものに似た作品であったり、
馬場さんは直球ストレート、でも他のメンバーとは全くかぶらないちょっとズレた感覚(あ、いい意味で)、
野澤さんはストレートな心打つ作品ももちろん好むjけれど、ちょっと冒険してみたい好奇心旺盛な作品、
とまぁこんな風にそれぞれにパーソナリティを反映したようなラインナップが出揃いました。

声に出してみると、黙読とはまた違った魅力が見えてきます。
逆に作品によっては、文字を目で追って読むからこそ面白いことに気づいたり。
面白いと一口に言っても、いろいろな種類の面白さがあるのですよね。
本の海、言葉の海に漂流しているような気持ちです。

漂流の岸辺、読み本決定の目標は今月、10月末。
私たちはどこに漂着するのでしょう。
それまではもう少し時間があります。
不思議と焦りはありません。
それは、今回のプレゼン本の中にクリーンヒットなものがあったせいかも。
ふふふ。

もうひとぶんばり、いい本に出会いたい!
朗読の神様、私のおでこにコツンと素敵な本を降らせてくださいませ!!