【朗読の夜の作り方】−衣装合わせ(群青)の夜/Fumikura 原扶貴子
こんばんは!
公演の準備は着々と進んでおります。
先日は「群青の夜」の衣装合わせでした!
朗読公演では、
語りやメインのキャストのほか、アンサンブルキャストが多数出演します。
何作品も上演するという公演の特性上、
移りかわっていく場面を表現していくのに、大活躍するのがアンサンブルキャストです。アンサンブルキャストの動きや存在で、舞台上が喫茶店にもなり、公園にもなるわけです。
アンサンブルキャストは一人がたくさんの役を兼ねますので、
各作品の中で、それを見つけるのも朗読公演のおもしろさかもしれません。
そんな訳で、朗読公演の衣装合わせはいつも以上にたくさんのキャスト人数をみていかねばらないのです。
バラと衣装スタッフのるり子の眼光が光ります。
あの役にはあわなかったけど、他の役では使えるのでは…と丹念に衣装を合わせていきます。
客演の坪内悟さん(左)とKAKUTAにようやく入ってきたおしゃれ番長マサ。
この衣装じゃわかりずらいかもしれないですけれど、
坪内悟(つぼる)さんも、かなりのおしゃれさんなんです。
いくつものサングラスを専用のケースにいれてずらりと持参してくれたり、
スーツ、ネクタイもかなりの数をお持ちのご様子。
今回の座組みのおしゃれツートップはこの二人で決まり…かも。
全然関係ないですが、この二人また一緒にいます。
おっきな上瀧さんとちっさな馬場。稽古着の黒と白がよけいにコンビ感を醸します。
今日は稽古場に青木岳美さんもきてくれました。
彼女は「Star Man」でKAKUTAに参加してくれまして、それ以来のおつきあい。
アンサンブルキャストも含めると半端ないキャスト数。
着替える役者も大変ですけれど、それを記録していくのもまた大変です。
演出助手の田村友佳(たむちゃん)が孤軍奮闘、パチリパチリと撮影し、
丹念にメモっていきます。
おつかれさまです!
ひとつ決まっては別のキャラクターの衣装に着替え…というサイクルが繰り返される中、
バラさん、こっそりとタバコで一服。
その最中、突然、
「私もでるんだった!!!!!!!」
と驚愕の表情。
絶対絶命と思いきや、
今日の稽古に来られなかったメンバーと一緒に後日、衣装合わせすることに。
事なきをえまして、次回こそリベンジ!
桑原もメインキャストとしてがっつり出演予定の
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KAKUTA Sound Play Series「朗読の夜」♯6
「グラデーションの夜」
構成/作/演出 桑原裕子
2011年4月13日(水)~5月1日(日)
@アトリエヘリコプター(五反田)
≪群青の夜≫ 2011年4月13日(水)~4月17日(日)
「ネオン」 桐野夏生 著 (『錆びる心』文春文庫より)
「正直袋の神経衰弱」 いしいしんじ 著 (『東京夜話』新潮文庫より)
「ピエロ男」 田口ランディ著 (『ドリームタイム』)文春文庫より)
「夜のドライブ」 川上弘美著 (『あなたと、どこかへ。』文春文庫より)
≪黒の夜≫ 2011年4月20日(水)~4月24日(日)
「デッドガール」 桐野夏生 著 (『ジオラマ』新潮文庫より)
「迷路」 阿刀田高 著 (『七つの怖い扉』新潮文庫より)
「ささやく鏡」 今邑彩 著 (『よもつひらさか』集英社文庫より)
≪桃色の夜≫ 2011年4月27日(水)~5月1日(日)
「いま何時?」 田辺聖子 著 (『三十すぎのぼたん雪』新潮文庫より)
「春太の毎日」 三浦しをん 著 (『きみはポラリス』新潮社より)
「わか葉の恋」 角田光代 著 (『オトナの片思い』ハルキ文庫より)