【朗読の夜の作り方】−プレ仕込み&通し×2本の夜/Fumikura 原扶貴子
こんばんは!
今日は稽古最終日でした。
そして本番を上演する会場で稽古できているという特権をいかして、
明日からの仕込みに先駆け、午前中は仕込みのフライング。
舞台を作りました。
今回の会場は、普段本公演で使用するシアタートラムのような、
舞台と客席があらかじめわかれているような場所ではなく、
いうなれば、床全体が同じ高さのひとつのおおきな部屋なので、
アクティングエリアになる部分に平台という畳くらいの大きさの台を積んで、
舞台を作っていきます。
同様に舞台と反対方向には、同様の平台を組んで客席を作っていくのです。
資材やら工具やら照明器具やら、いろんなものがごったがえしてます。
危険なので、仕込み中の劇場には注意が必要です。
舞台が男たちの仕事場ならば、
女性陣は楽屋でこまごまとした仕事をしていきます。
このように↓↓
客演の原田麻由嬢も参加してくれました!
ほんとうにありがとう!!
マユは、お願いした仕事に必ずプラスアルファのことをして返してくれます。
目から鼻へぬける、そんなたとえがぴったりの利発な女優さんです。
今日は軽食が用意されました。
充実の食、とても癒されます。疲れた体に灯がともります。
今日は大変にハードスケジュールでした!
朝から15時くらいまで仕込み、それ以降は「桃色の夜」⇒「群青の夜」の通し!
うわー。桃色⇒群青の流れは、上演の時間軸的には逆回しなので、集中度はいつものさらに倍!
でもね、もうやるしかないんです。
本番前のこの時期、調整したいところは山ほどあって、
むしろハードスケジュールだろうが稽古したいのです。
稽古後の風景はコチラ。
バラからのダメだし後、みんないっせいに気になるところの打ち合わせ。
澁谷佳世さんと花れんちゃん。
実近順次さんと西田薫さん。
もういっちょ実近順次さんと柴田さやかさん。
もちろん喫煙場所でも、さかんに意見が交わされておりますよ。
くたくただけど、
気力みなぎる「グラデーションの夜」のチケットご予約はコチラから!
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KAKUTA Sound Play Series「朗読の夜」♯6
「グラデーションの夜」
構成/作/演出 桑原裕子
2011年4月13日(水)~5月1日(日)
@アトリエヘリコプター(五反田)
≪群青の夜≫ 2011年4月13日(水)~4月17日(日)
「ネオン」 桐野夏生 著 (『錆びる心』文春文庫より)
「正直袋の神経衰弱」 いしいしんじ 著 (『東京夜話』新潮文庫より)
「ピエロ男」 田口ランディ著 (『ドリームタイム』)文春文庫より)
「夜のドライブ」 川上弘美著 (『あなたと、どこかへ。』文春文庫より)
≪黒の夜≫ 2011年4月20日(水)~4月24日(日)
「デッドガール」 桐野夏生 著 (『ジオラマ』新潮文庫より)
「迷路」 阿刀田高 著 (『七つの怖い扉』新潮文庫より)
「ささやく鏡」 今邑彩 著 (『よもつひらさか』集英社文庫より)
≪桃色の夜≫ 2011年4月27日(水)~5月1日(日)
「いま何時?」 田辺聖子 著 (『三十すぎのぼたん雪』新潮文庫より)
「春太の毎日」 三浦しをん 著 (『きみはポラリス』新潮社より)
「わか葉の恋」 角田光代 著 (『オトナの片思い』ハルキ文庫より)