2011年04月01日

【朗読の夜の作り方】−花れんちゃん&研人さんの夜/Fumikura 原扶貴子

こんばんわ!
いよいよ4月ですね。

稽古場には、4月とともに春風のようなお二人がいらっしゃいました!
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「桃色の夜」コラボレーションゲスト、花れんちゃんと扇谷研人さんです。

今夜はじめて、おふたりの音楽と芝居をあわせました。
花れんちゃんと研人さんの感覚が、
KAKUTAの芝居をうまくすくいあげてくださっていて、
「そうそう、そんな感じなんですよ!」とか
「うわー、そうくるか~!」という感激の連続。
その場の空間すべてがどこかにさらわれたようでした。
おふたりの力を借りて、芝居もぐぐっと底上げされたように思います。

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(花れんちゃんとパチリ)


おふたりの参加にあわせて、
今日は「桃色の夜」を、途中とめながらではありますが、
最初から最後まで稽古したのでした。
それぞれの芝居とあわせて大事なのが、セットチェンジです。
朗読公演では、いくつかの作品を上演するので、セットチェンジは必須です。

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演出助手の田村友佳(たむちゃん)が担当者を割り振りし、
KAKUTAメンバーだけでなく、客演陣のお力もかりて、セットチェンジを稽古していきます。

最初はひとつひとつの場面の稽古だったのが、ひとつの作品になり、
その作品とコラボゲスト、いろんな段取りが加わって、「グラデーションの夜」の全貌がみえつつあります。
「群青の夜」「黒の夜」のコラボゲストの方の参加がほんっとうに楽しみです!

着々と稽古が進んでいる「グラデーションの夜」のチケットご予約はコチラから!

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KAKUTA Sound Play Series「朗読の夜」♯6

「グラデーションの夜」
構成/作/演出 桑原裕子

2011年4月13日(水)~5月1日(日)

@アトリエヘリコプター(五反田)

≪群青の夜≫ 2011年4月13日(水)~4月17日(日)
「ネオン」 桐野夏生 著 (『錆びる心』文春文庫より)
「正直袋の神経衰弱」 いしいしんじ 著 (『東京夜話』新潮文庫より)
「ピエロ男」 田口ランディ著 (『ドリームタイム』)文春文庫より)
「夜のドライブ」 川上弘美著 (『あなたと、どこかへ。』文春文庫より)

≪黒の夜≫ 2011年4月20日(水)~4月24日(日)
「デッドガール」 桐野夏生 著 (『ジオラマ』新潮文庫より)
「迷路」 阿刀田高 著 (『七つの怖い扉』新潮文庫より)
「ささやく鏡」 今邑彩 著 (『よもつひらさか』集英社文庫より)

≪桃色の夜≫ 2011年4月27日(水)~5月1日(日)
「いま何時?」 田辺聖子 著 (『三十すぎのぼたん雪』新潮文庫より)
「春太の毎日」 三浦しをん 著 (『きみはポラリス』新潮社より)
「わか葉の恋」 角田光代 著 (『オトナの片思い』ハルキ文庫より)