2011年05月09日

【朗読の夜の作り方】―終わりの夜/Fumikura 原扶貴子

こんばんは!
「グラデーションの夜」無事に、全公演を終了しました。
「群青の夜」→「黒の夜」→「桃色の夜」と駆け抜けて。
たくさんのお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました!

本番がはじまってからは本当に無我夢中でした。
公演の日々のレポートは「稽古場日記」に譲ってしまいましたので、
朗読公演が終わってこれからしばらく、
蔵出し写真にて本番を振り返れたらと思います。

以前からKAKUTAの朗読公演の際に活動していた朗読企画部が、
「Fumikura」と名前も新たにスタートして以来、はじめての朗読公演でした。
そのはじめての公演がよりにもよって、
3週間3プログラム連続上演なんていう向こう見ずな企画でしたが、
私たちにとっては忘れられない公演となりました。
総勢21名の役者たち、
個性的なコラボレーションゲストの方々、
3つの舞台を支えてくださったスタッフ陣、
会場に足を運んでくださったお客様、
誰が欠けても成功することができなかった公演でした。

そうそう。
今回の朗読公演でも、今までと同様、
会場ロビーで読み本の原作本をすべて販売したのですが、
たくさんのみなさまがお手にとってくださったのはとてもうれしいことでした。
「みんなが苦労して選んだ本だから」と
すべての原作本をお買い上げくださった方もいらっしゃって、
苦労した本選びの日々がすべて報われたように思いました。
本当にありがとうございました。

次回の朗読公演の時期はまだ未定ですけれども、
KAKUTAにふさわしい読み本をコツコツ探していこうと思っています。

今回の朗読公演をご覧になって、
この本をKAKUTAで上演してほしい!というような作品がありましたら、
「まだ見ぬ本を探して」から投稿くださいませ。
ぜひぜひお待ちしてますね!
自分の選んだ本が、立体的に演じられるのを見るのはたまらない快感ですよ。