KAKUTAトップ  >  プロフィール  >  原扶貴子の日記  >  くうねるところにすむところ
原扶貴子の日記 個別記事
くうねるところにすむところ
2007/07/27 金曜日

ちゃんらーん☆いつも銭湯で会うおばさんに、昼日中お洋服を着た状態で出くわすと逆にバツが悪い、こん平でーす!


ひゃっひゃっ、暑いですねー。
いやー、まいった。
うちにはクーラーがないので、
室温はきっとインドとかそういう地方と同じくらいになっていると思う。
盛夏が思いやられますなぁ。


さて。
最近、ひんぱんに泳いでます。
泳ぐの好きなんです。
5月にハワイの海で泳いだのも、たのしかったな。
だけど、ちょっと怖くて、あまり沖までは出られなかったんだよな。
どうしても、
アメリカ領の海にはジョーズがいるんじゃないかって思ってしまうんですよねぇ。

そういう意味で、プールは安心です。
とはいえ、いま現在、完全に気がぬけないのは、
私の通っているプールと横山の通っているプールが、どうも同じらしいから。
まだ鉢合わせたことはないけれど。
劇団員同士が期せずして水着でご対面なんて、すごく恥ずかしいわ。
きっとお互いに、なんの色気もない水着を着ているのだろうし。
水泳帽かぶってるし(区民プールのルールなのです)。


%E3%81%8F%E3%81%86%E3%81%AD%E3%82%8B.bmp
(くうねるあそぶ)

今月号の「ku:nel」に載っている、川上弘美さんの作品が
とてもいいと水野美穂さんに薦められて読む。
んー、たしかに。
その作品(「ナツツバキ」)だけ立ち読むつもりが、ついつい購入してしまった。
朗読公演でとりあげた『神様』は川上弘美の初期の作品群だったけど、
この「ナツツバキ」はその延長線上にありつつ、
今の川上弘美が書くなら、こうなるのかーという感じ。
『神様』では、主人公が見たり出くわしたりした現象をそのまま書くにとどめることで、
不思議な浮遊感があったり、距離感があったりしたのだけど、
「ナツツバキ」では主人公の気持ちの動きがはっきりあらわされている。
もちろん川上弘美の筆致はそのままだし、どちらがいいとはいいがたい。
ただ、
描かれている主人公のいりいりとした気持ちに、胸がシワっとなった。
そして夜には、まんまとコロボックルの夢をみたのだった。


きょうのおんがく♪
小林幸子 「風ぐるま」