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吐露始め 2009/09/15 火曜日

北九州芸術劇場リーディングセッション「甘い丘」終わったよ。

首のスジがおかしい。
夕べ、北九州芸術劇場でのリーディングセッション演出を終えて、東京へ帰ってきたのだ。
久々に帰る家は、北九州へ残す想いがありながらも、やはり嬉しくて。
スー猫が待ち構えていたと言わんばかりにグルグル喉を鳴らして。

ただ、同じく待ち構えていた新参猫・クンチョロ
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↑コイツ
は、私のこと忘れたか?というぐらい、帰って早々噛み倒され、深夜になってようやく思い出したのか、はたまた置いてけぼりにされた怒りが解けたのか、4時から朝8時まで、耳たぶを舐め倒された。
当然安眠できず、そのせいか、東京帰って一日目に、首筋がおかしなコトになっている。

北九州芸術劇場リーディングセッションというのは、東京から演出家を招き、北九州の俳優たちや、または演劇経験のない市民も含め、オーディションでキャストを選出して朗読公演を行うというもの。
私の前に参加した演出家陣は、松尾スズキさんや河原雅彦さん、白井晃さん本谷有希子さん鈴木聡さん…と、んなの私が受けたいわ!!っつうそうそうたる方々ばかり。
次回は花組芝居の加納さんだとか。
わ・た・し・が・う・け・た・い・わ!!

何で私なぞが呼ばれたのか?
と考えるに、この企画のプロデューサーが能祖さんだからだとまずは納得したわけです。
能祖さんとは、今年春のKAKUTA公演でポストトークに出演もしてくれた、元青山劇場のプロデューサーで、何を隠そう、私の初舞台である、青山演劇フェスティバル「転校生」のプロデューサーでもあったお方。
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当時私はピチピチ(むっちむち)の女子高生。
そんな折に出会い、演劇のイロハを教えてくれた能祖さんは、平田オリザ氏と並び、いわば父親的な存在というわけ。
だから娘びいきのお父さんが手をさしのべてくれたのか・・・と、思っていたわけですよ。

しかし、だからとてこのそうそうたる演出家陣に並び、私がやらせてもらうのは親子のような関係に甘えることなど出来ぬ大役。
だって、稽古期間はたったの5日間!!
更に、音楽アーティストの生演奏アリ、というのも見どころの一つ。
7月にオーディション、8月にワークショップと、二度北九州へ行き、さあいよいよ9月、公演へ向かいましょうという頃には、そのプレッシャーと恐怖ですっかり「行きたくネエ!!インフルエンザにならないかしらん」というビビリ具合だったんデス。

さて、怒濤のような一週間の滞在を終えて、帰ってきたわけですが。
まーーー、楽しかったっすわ!!
楽しいだけじゃなく、大事な体験を色々させてもらいました。

一週間て、スゴイネ。
去年、シアタートラムで「日本語を読む」をやらせてもらっててほんとよかった。
あとKAKUTAワークショップの「ドップリつかろう一週間」やっといて良かったわ。
でも、それでも、改めて、一週間という時間の濃さに驚いた日々でした。

忘れたくないことがいっぱいあったなあ。
そこで、自分が忘れないために、この怒濤の朗読公演を、演出日記風に振り返ってみようと思う。
他人が読んでも面白くも何ともないものだろうが。

吐露終わり
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