2010年11月13日

吉田正樹著「人生で大切なことは全部フジテレビで学んだ『笑う犬』プロデューサーの履歴書」―馬場恒行

2010110423210000.jpgみんなの好きなお笑い番組ってなんだった?
オレは小学生時代に【夢で逢えたら】を見て、中学時代は【ウッチャンナンチャンのやるならやらねば】【ごっつええ感じ】を見て・・・。
って、ウッチャンナンチャンとダウンタウンの番組は全部見てた。
ウッチャンナンチャンとダウンタウンの番組がかぶってる時は片方は見て、片方はビデオ録画してまで。
そんな見てばかりだったお笑い番組の作られていく過程ってどんなもんかって全然知らなかった。
報道番組の裏側のドラマとかって結構あるけど、お笑い番組の裏側のドラマなんてないじゃない!?
だから、どんな世界なのかイメージが無いんだよね。
そんな裏側が描かれているこの本を読んで、お笑い番組が継続していく難しさがありありと書かれてる。
コントを主体としてるお笑い番組の継続の難しいさが。
人気キャラクターが生まれて、盛り上がって盛り上がって・・・マンネリ化していく。
お笑い芸人さんで番組の作り方は違うにせよ、こんなに熱く、苦悩を抱えながら作ってるんだって思ったよ。
なにより【ウッチャンナンチャンのやるならやらねば】【ごっつええ感じ】この二つの番組の終わり方って突然だったじゃない?
【ウッチャンナンチャンのやるならやらねば】は事故が起こってってなんとなく知ってるけど【ごっつええ感じ】に関しては全然知らなかった。
この事がわかっただけでも読んでよかったよ。
ダウンタウンのお笑いへのプライドがそこにはあったんですな。
芸人さんばかりに目がいくけど、その裏にはたくさんのスタッフさんがいる。
どんな世界でも同じなんだね。