原扶貴子の日記 個別記事
KAKUTA★夏休み→シルバーウィーク自由研究ブログ「拝啓、運慶先生!」
2009/09/21 月曜日
~⑥最終コラボへのカウントダウンIN北九州~
ずずずず・・・・
こんにちは、鶴の機織小屋からやっとできてきた、恩返し・原です。
体中の毛という毛をむしり終わってしまいました。
桑原の胸中吐露辞典で更新中の演出日記にもあるように、北九州リーディングセッションに参加してきました!
劇場のそばには大きな紫川。この川のゆったりとした流れには心洗われます。
「は~るばるきたぜ、函館~♪」
おかどちがいな歌を口ずさみ、川のほとりにこっくりとたたずむのは…
ハイ、私の仏像です。
8月末になっても完成しなかった私の居残り仏を少しでも掘り進めようと、北九州にまで持ってきたんです。が、
北九州出発の最初も最初、羽田空港で手荷物の中に忍ばせておいた彫刻刀を没収されてしまいました(当たり前だ)。
取り上げられるギリギリまで「仏像を彫る為に…」と彫刻刀は彫刻刀でも世界平和を願うために使うことアピールしたのですが、ダメでした。
考えてみれば、空港の人の願いは飛行機の安全。
この世から なくそう 願いのすれ違い (←ナリちゃん、俳句をどうぞ)
悲劇の産物、顔なし仏。
ノーモア、彫刻刀!私たちは忘れない。
熱い稽古と充実の公演の裏で、手付かずの仏像をひっそりと持って帰ります。
さようなら、北九州芸術劇場。
私はなんのために、
仏像を持ってきたんだ!!!!