2010年12月19日

読書日記番外編・井上雄彦「リアル」-横山真二

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僕が、小説や漫画の中で最も実写化して欲しい本です。
まだ、完結しておらず連載中の漫画で「リアル」という漫画があります。20代半ばから40代前半くらいの男性であれば、ほとんどといっていいほど、「スラムダンク」を読んだことがあると思います。バスケット漫画の超名作です。
連載が終わった後も、根強い人気で、SWICHという雑誌で、続編が書かれた程です。その作者の井上雄彦先生が手掛けている作品です。

内容はこれから是非是非読んで欲しいので、詳しくあらすじは書きませんが、高校を中退したバスケ少年や、病気で足を切断した車椅子の少年で車椅子バスケをしている少年、交通事故に遭って下半身麻痺になった少年など車椅子バスケに出会って変わっていきます。
描かれている内容はとても重いですが、物語を通して自分も色々考えさせられるし、幾度となく胸に突き刺さります。

まだ、完結してませんが、漫画喫茶など見かけた際には、騙されたと思って一度開いてみてください。色んな人に読んでもらいたい作品です。

何年か前にこの作品のあるシーンをモチーフに一人芝居を作りました。40分の大作です。当時、落ち込んでた大枝さんを励まそうと見せたら途中で寝られました。それ以降、誰一人見てくれませんが。
一人芝居は面白くありませんが、「リアル」は最高です。