2011年02月05日

進藤義晴著「新版万病を治す 冷えとり健康法」-原扶貴子

IMG_0582.PNG≪みなさん、健康ですか?≫
こんにちは!今回は実用書のご紹介です。

年明けからこの一ヶ月の間に、立て続けに病院へかかることになりまして(症状は改善されてきました、ご心配あいすみません)、
自分で治す方法をネットで検索したりしているうち、「冷えとり」という言葉に出会ったのでした。

文字どおり「冷え」を「とる」わけです。
体の不調は「冷え」からくるという東洋医学の発想のもと、本書「冷えとり健康法」は書かれています。
表面に現れている症状を直接取り除くのではなく、長年かけて体内に溜まったの毒を排除しなければ、根本解決にはならないらしいのです。
この東洋医学の考え方が自然にそった流れで、読んでいてとても腑に落ちたのでした。

「冷えとり」の基本は、半身浴、靴下の重ね履き、腹八分目、です。
足、下半身をとにかく温めること。半身浴なんて24時間やっててもいいらしいです。極端!
靴下は最低4枚を重ね履き。画像右から1枚目/絹の靴下、2枚目/綿の靴下、3枚目/絹、4枚目/綿。

初めて半月、今のところ、だからどうだという効果は良く分からないのですけど、
足を温めるってなんて気持ちのいいことなんだーということは実感中です。
足が温かくて気持ちいいと、落ち着くし、いろいろと安心するんですよね。
安心できた結果、自分の本分に心置きなく打ち込める。

「地に足をつける」という言葉の「地道にコツコツ安定した生活…」というニュアンスが昔からあまり好きではありませんでした。芝居なんかやめて百姓やれって言われてるみたいで。
だけどこうして足の安心感を知ると、
地に足をつけるってことは、三次元の世界で肉体を持つ私たちが高くジャンプするための踏み切りだと思えてくるから不思議。
「地に足つける」のは、まんざらでもないのかもしれないなぁと今日もせっせと絹の靴下を手洗いしながら考えたりしています。

「冷え」は心の持ちようからもくる、なんて記述もとても興味深いですよ。
なんとなく体や心が不調だわ…なんて方(男性も冷えるらしいですよー)、
これほんとにオススメ本です!