2005年09月08日
えー、稽古も終り、家でお酒を呑んでいるのです。
吉田小夏、吉田久代編
★ベガサイド☆吉田小夏★
吉田小夏です★ 今日は、ダメ出し中につい目を奪われた皆さんをレポート! 素の佇まいが出るのか、俳優それぞれに個性的です・・・。クボカン(久保氏)は、自分へのダメ出し以外の時間に、草食動物のように、自分のセリフをモグモグと反芻&咀嚼してたりします。その時、目は宙をみつめ、集中のあまり鬼気迫る表情になっています。
ばーば(馬場氏)は、普段は体も表情もやたらアクティブですが、ダメ出し中は完全氷結、まるでフィレンツェの街角の彫刻のように、彫りの深い顔ひとつ動かしません。頭頂部に鳩がとまりそうです。
そしてバラコさん(桑原氏)のダメ出しは、具体的でシャープ、粋な感じです。時々、ロングヘアーの毛先を無意識に口元に運ぶあたり、知的な口跡とセクシー光線の取り合わせの妙は、女流演出家ならではのカリスマビームと言えるのではないでしょうか?
稽古場でさえも、自分の色彩をヒドク鮮やかに放つ、出演者達。
劇場では、いかに光り輝くのでしょうか・・・?
トラムに溢れる個性豊かなキラ星達を探しに、皆様ぜひ劇場へ!!
*「ダメ出し」→演劇用語。稽古後に集合して、演出家のメモした注意を伝え、俳優と確認してゆく作業。
*写真は、ウォームアップ時にウォークマンを聞くフクちゃん+なぜか耳をよせるヤマキョン。
★デネブサイド☆吉田久代★
えー、稽古も終り、家でお酒を呑んでいるのです。
今日の稽古もなかなかどうして愉快でした。
愛しい仲間と愛しい芝居を創る以上に素敵なことはありません。
アルコールと芝居だけがあれを救うのです。
吉田久代
投稿者 kakuta : 2005年09月08日 01:08