第1回★横山真二
~稽古某日~
稽古前にタバコを吸っていると、桑原さんが来て、
「シン、痩せようか!!」
と言われました。
たまに言われるんです。
あまりにもみっともない体になっていると・・・・・・。
3月にハーフマラソン走ったときは、5.6キロ痩せたのですが、
その後、KAKUTAのメルマガの企画で「大食い」的な企画を立ち上げたため、
日々胃袋を大きくするために精進していた矢先でした。
でもね、痩せますよ。
最低5キロは落とします。
期間限定ダイエットって燃えるんですよね。
永遠に痩せた体を維持するためには、僕みたいな太る体質は、
常に食生活に気を使わなくてはならないのでストレスが溜まりますが、
ある一定期間だと、逆にどこまでいけるか?!
挑戦したくなります。
この内容も、稽古場日記トップバッターだから書けること。
書いたことによって自分を追い詰めます。
覚えていたら、本番で僕のお腹などもチラッと見てみてください!!
●↓現在の体型
●↓目標体型(かなり腹引っ込めてます)
--------------------
【★私が神に遭遇した日★】
神様とは、そんなに遭遇出来るものではない。
人生のターニングポイントへ神は現る。
1978/3/11日の出来事である。
僕の叔父さんは人生の幸せの絶頂にいた。
僕はまだ、母親の腹の中で眠っていた。
まだまだ、眠っている予定だったが、親戚中が集まっている結婚式の日に予定より早い段階で世の中へ連れ出される。
日付が変わり3/12のまだ日が明ける前である。
あれは神様だったのだろう。
無理やり連れ出された僕は、不機嫌なまま誕生した。
僕なりに不機嫌さをアピールしてみた。
体中で表現し、思いっきり声を出した。
しかし、僕はまだ言語を知らない・・・・・・。
アピールすればするほど、みんなが笑顔でこっちを見ていた。
「かみさまぁー。まだ気にかけてくれてますか?」
僕は、普通より多い体毛と脂肪に包まれた成人になりました。
早く連れ出されたせいで、僕は人間になりきらず、猿のように毛が生えているのだろうか・・・・・・。
どっちにしろ僕は、困っています。なんとかしてください。
これじゃ泥棒です。
次に神様に遭遇したのは、
忘れもしない小学5年生の夏。かなり暑い日の出来事でした。
ボクは学校から、帰宅中、極度の腹痛に襲われた。
大きい方の便をしたくてしたくてたまらない状態になりました。
小学校から自宅までは、たったの5分。
我慢すればなんとか間に合うはず。
必死の思いでボクは歩いた。
一歩一歩。
少しで集中が切れてしまったら、ジ・エンド状態。
家に向かう最後の曲がり角を曲がって、家が見えた瞬間の出来事である。
惨劇が起こった・・・・・・。
一瞬ボクは目的地が見えて微かにホッとしたのだろう。
その習慣、止められない“力”がボクを襲った。
「漏らしてしまった・・・・・・」
しかも、かなりの量。
しかも、小学5年。
ボクは証拠隠滅しようと、すぐさま家で洗濯機に入れる。
その時、生まれて初めて洗濯機を使ったのだが、洗濯機は
“何でも汚いものを綺麗にしてくれもの”
だと思い込んでいた。
パンツと共に汚物ごと洗濯機に入れて、スイッチを入れ、終わるのを待った。
当然のことながら、洗濯機は見る見るうちに泥のような色に・・・・・・。
こういう時に限って、早い時間にお父さんが帰宅したりする。
怒られる・・・・・・と思った。
すると父さんは
「気にすることない・・・・・・。お父さんもたまにするよ。」
と。(たまにするのもどうかと思うが・・・・・・)
ボクは、
「おう。」
と一言だけ。
思春期に重大な秘密を握られたボクは、反抗期を迎えることなく、すくすく育ちました。
神様が親を思いやるために与えた試練だったのだろう・・・・・・。