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野澤爽子の日記 個別記事
『じみだけど、きょうも、ここから。』・・・恩師との再会
2007/07/25 水曜日

大学で同期だった友達が企画してくれて私たちの担当教授だった庄山先生と渋谷で呑む。
在学中は授業やら公演実習やらが忙しく、先生と呑みに行くなんて一度もできなかった。
卒業してから7年も経つけどこんな日が来るなんてなぁ。感慨深し。
そもそも庄山先生がいなかったらきっと卒業なんてできなかった、と思う。
だって私ときたら4年で選択した一般教養(←普通は3年に上がる時点で取り終わってるもの)を落としかけるわ、卒業研究をどうしても他学年のしかも他学科の人たちとやりたいという前例のない無茶な企画をだすわ、落ちこぼれな上にそれはそれは相当な問題児だったので。
そんな私に
「でもやるって決めちゃったんでしょ」
と先生はぶっきらぼうに言って、落ちかけた単位(実はすでに落ちてたらしい)を原稿用紙10枚のレポート書いてきちんと取り返す約束をするかわりに研究室に掛け合って企画を正式に通してくれたのです。

きょうは、呑み屋を出た後にラーメン屋さんでラーメンをご馳走してくれました。
「まだおなか空いてるでしょ」
そう言って相変わらずぶっきらぼうに小銭をジャラジャラとラーメン屋の券売機に入れる先生の横顔を見てたら問題児だった頃の自分が少しだけ恋しくなった。