KAKUTAトップ  >  プロフィール  >  野澤爽子の日記  >  『じみだけど、きょうも、ここから。』ごはんのじかん
野澤爽子の日記 個別記事
『じみだけど、きょうも、ここから。』ごはんのじかん
2009/05/26 火曜日

どんなに落ち込んでいても美味しいごはんを食べれば元気が出てくる。
先週お休みした分、本日は下ごしらえをじっくりしてのリポートです!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

《大根めし》

安くて活躍度も非常に高い大根は大好きな野菜のひとつ。 
きょうはその大根が主役の炊き込みごはんを母から教わったやり方で作ってみました。

下ごしらえ・その1 ◆ダシを取れ!

ダシが命。なんて言葉がありますが、まさにこのレシピもダシが命。
干した煮干し(いりこ)のダシをじっくり弱火で煮出して濃いダシを取るのがポイントだそうです。

で、早速スーパーへ煮干しちゃんを捕獲しに…
200905210133000.jpg
おりました、おりました。
こちらは頭と腹わたがすでに除かれたタイプのもの。
母はいつも丸のままの煮干しを使っていると言っていたので迷ったのですが、手間も省けてお値段的にも安かったこちらを選択。

     ― ― ― ― ― ― ― ― ―

まず鍋に水をはり、そこに煮干しを投入。
身が柔らかくなるまでしばらく浸しておく。

鍋を火にかけ、弱火でじわじわとダシ色が濃く出るまで煮出す。
200905210212000.jpg
一気に沸騰させてしまうと渋味が出てしまうので時間をかけて気長にというのがポイントだそうです。

てなわけで、その間にメインの大根と一緒に炊き込むお揚げ、またもや冷蔵庫に眠っていた使いかけのニンジンもついでに準備致します。

下ごしらえ・その2 ◆短冊切りでキメろ!

200905191233000.jpg
まず、大根の葉を切り離しサッと茹でます。
200905210131000.jpg
ほーら、もうこれだけで美味しそう。
みずみずしい歯ごたえと風味のあるこの香りが好きなんですよねぇ。
お味噌汁とかにパッと入れるだけで味がグッとグレートアップする優れ者であります。
細かく刻んでパラリと塩をしたらタッパーなどに入れて粗熱を取った後、一旦冷蔵庫へ。
200905210202000.jpg

主役の大根は短冊切りにして軽く水にさらした後、ザルに上げてスタンバイ終了。
マァー簡単だこと♪
この時、大根の皮を厚めに剥いて一緒に刻めば捨てずに使えるので良いですよ〜。
200905210205000.jpg
おんなじようにお揚げとニンジンも短冊切りに。
200905210217000.jpg
そうこうしているうちに、煮干しの煮出しも終了。
煮干しをザルにあけて取出しダシ汁だけを冷まします。

冷めたらお米をスタンバイ。
普通にごはんを炊く時と同じようにお米を研ぎます。
そこに炊くのに必要な分量のダシ汁を水の代わりに入れ、醤油を大さじ3〜4杯投入。
最後に短冊切りにした大根・ニンジン・お揚げを入れて炊き込んだら出来上がり☆
200905211342000.jpg
炊き上がったところに、冷蔵庫に入れておいた刻んだ大根の葉を散らすのも忘れずに。この時、塩をして少し水分が出てるので軽く手で絞ってから散らすと良いですよ〜。


ふぅ〜。
いやしかし、予想以上に時間がかかってしまいました…。
母はいつもなんの気なしに軽々と作ってるのになぁ。

奥深し、大根めし!