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野澤爽子の日記 個別記事
『じみだけど、きょうも、ここから。』野澤家
2009/05/27 水曜日

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ぼへー。

↑私、中2時代。
この写真を見て久々に“キミ、日本人ジャナイヨネ?”とお巡りさんに呼び止められた時のことを思い出しました。
ちなみにその時私は大学生でした…

今週もようこそ〜!野澤家へ。
どうぞゆるりとしてってくださいな。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

姉のような妹・とう子とばかり遊んでいた私が中学に上がると、全盛だったごっこ遊びもさすがに影をひそめてゆくのですが、その辺りからしっかり者のとう子は私と一緒に原始人の気持ちに近づいてみたり、皿に盛ったうまい棒とかの駄菓子を「フランス料理だー!」と言ってナイフとフォークで食べたりしていた時間をちゃんと勉強の時間に当てるようになりました。
もともと私よりも成績が良かったとう子はそのままメキメキと学力を上げていき、小学校を卒業する頃には学年トップ、都内全体の学力テストでも上位に名を列ねるまでになったのです。

その頃の私はというと、クラスの学校新聞づくりで担当した4コマ漫画にハマり、「4コマ対決だー!」とかなんとか言って家の新聞から切り抜いた4コマ漫画と自分で書いた4コマ漫画を学校に持っていき仲が良かった隣の席の西江くんにどっちが面白いか判定してもらうのに夢中でした。

4コマの神様・コボちゃんを越えられるわけがないのに…。
バカだ、バカすぎる…。

そんな私にとって成績優秀なとう子が同じ中学に鳴り物入りで入学してくることはまた同じ学校に通える嬉しさももちろんあったんですが、すんごい脅威でもありました。
だってこのままでは本当に歳の差を除いて姉と妹の立場が逆転してしまうような気がしたんです。

そこで、私が考え付いた作戦は「やっぱり、ソウはおねえちゃんだなぁ」ととう子に改めて“おねえちゃんらしさ”を日記でアピールするという交換日記作戦でした。
中2の姉(↑上の写真参照)が小6の妹に交換日記を迫る…。

この傍若無人ぶりは果たしてアリなのか?ナシなのか?!
自分も予想だにしなかった3週跨ぎの『とう子との思い出編』次週こそ完結の予定です。