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きょうは朝からずーっと雨でしたね。しかも寒かった…。4月の雨は寒いのね。
一昨日、コタツをしまったばかりだというのに思わずもう一度出そうかと思いましたもの。
当然…というか悲しいかな「さむっ!さむっ!お〜寒いよ〜」とぼやいてた私の背中はそれはそれは丸々っと丸まっとったわけで、バラ嬢が日記に書いていた“野澤猫背矯正宣言”を読んでまたしても「はうわっ!」と焦った次第です。
そうかぁ照明の彩さんが紹介してくださった小説に登場する猫背女はそんなにおっそろしいのかぁ。
(なんのこっちゃかわからない方はバラ嬢の日記を読んでくださいね☆)
実はこないだのスズナリ公演で『帰れない夜』サイドの通し稽古をした時に自分がどんなふうに見えとるのか客観的に知る為にと思って自分が出ている箇所をビテオに撮った日があったんですが、そのビデオを見返してみると、細かいところに目がいく以前にまー見事なほどに猫背な自分が映っておりまして、完全に打ちひしがれてしまいました。
我、猫背、いと恐ろし。
…ってありら??
己の猫背っぷりにすっかり翻弄されてしまいましたが、書きたかったのはそう、先日稽古場見学にとお邪魔してきたバンダラコンチャの稽古場のこと。
ふ〜。のっけから大きく脱線しちゃいましたが、強引に戻すことにいたしましょう。
まるでドラゴンボールのように…とは良く言ったもので。
スズナリ公演が終わってからすぐさま各々次の公演現場に向かって果敢に外部に飛び出していっている劇団員たちがおります。
我らが演助のタムさんと今回は演出で参加しているバラ嬢もその内の2人。
バンダラコンチャはあの東京サンシャインボーイズをはじめ、様々な舞台や映画・ドラマの第一線で活躍されている近藤芳正さんが今回新たに立ち上げられたソロユニットで、出演者の方は近藤さんの他に坂井真紀さん、辺見えみりさん、榎木孝明さんという豪華さ。
さらに!劇中音楽をKAKUTAの朗読の夜シリーズでもご一緒したアルケミストが担当しているのです。
私がお邪魔した日はちょうど近藤さんと坂井さんお2人メインのパートの稽古だったのですが、いやぁもう、ほんとに素晴らしくって、全身の毛穴が開くというか、見ているだけでアドレナリンが出てきて“あぁ釘付けになるってこーいうことだよなぁ”と思ってとどのつまり、めちゃくちゃ興奮したわけなのですが、相手のことを受けられていなかったり、台詞と感情が型になってしまったり、稽古を重ねていく過程においてそういう状態に陥ってしまうことが多い私にとって、近藤さんと坂井さんがお互いに掛け合っていく中でその場でどんどん面白いものが生まれてきて、それにまたすぐさま反応するからまた変わって、だから選択肢も広がって…という音楽のセッションをしているようなライブ感溢れる稽古はものすごく刺激的でした。
バラ嬢の演出もそんなわけで勢いを増して丁寧かつ鋭いところはさらに鋭く深く進んでいて、これからさらに稽古を重ねっていった先の本番が楽しみでなりません。
猫背などになってる場合じゃねーです!!