2007/08/02 木曜日
「クリスマス・後編」
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「クリスマスの町に出たいなあ…」
クリスマスが近づき、町に出たいというコスミスミコを連れ出すことに。大喜びするコスミスミコ。
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町に出ると、多くの人が振り返った。中には、
「お茶でもいかが」
声をかけてくる男性も。
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イタリアンレストランで食事をする二人。かいがいしく給仕がワインを注ぐ中で、コスミスミコは「私」に自分の恋の話をするのだった。
「色々大変なのね、人生」
「いろいろよぉ」
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そしてクリスマスイブ。出張から帰ったウテナさんが、ワインを土産に「私」のうちへ遊びに来た。
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3人で乾杯!
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「生きるってさあ、あれよねえ、本当にねえ、まったくねえ」
酔っぱらって盛り上がり、いつしかうたた寝をしてしまう「私」とウテナさん。
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目を覚ますと、コスミスミコがツボに向かって語りかけていた。
「私はあなただけがいれば良かったのに。残念よぉ、本当に」
昔の恋人に向かい語りかけるコスミスミコの涙が、真珠色に光った。
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「オリジナルストーリー/ひとりじゃない・3」
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「まだ見ぬあなた、さようなら…」
ワインを飲みながら、夕べ拾ってきた手紙を読むハジメと兄、そして友人。
熱烈な手紙の内容に、男たちはコメントする。
兄 「これ書いたの絶対ブスだね」
ハジメ「ブスかな、やっぱ」
友人 「そういうこと言うなよ」
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手紙の話から、ハジメが夕べフラれた女の子の話に。
酔っぱらいながら励ます兄に、ハジメはもういいんだ、と言う。
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ハジメ「その子のこと、そんなに好きじゃなかったのかなーって気がして」
兄 「つよがり」
ハジメ「ホントに。だって俺こういう感覚、よくわかんないもん」
そういって手紙を指さすハジメ。
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兄 「寂しいなあ、お前は」
ハジメ「なんだよいちいち!」
兄 「寂しい人生~」
ハジメをからかう兄。自分はどうなんだよと聞くハジメに兄は、
「お前と違って楽しい人生~」
と、返す。
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兄 「楽しいよなあ?」
笑いかけ友人に問う兄に、笑って頷く友人。だがハジメと兄が去っていったその後、友人はふと真面目な顔で手紙に目を落とした。
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「星の光は昔の光・前編」
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チャイムが鳴った。えび男君かなと思ったら、やはりそうだった。《本編より》
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あまりツボから出たがらなくなったコスミスミコに代わり、家に遊びに来るようになった小学生のえび男君。
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あまり家に帰らない父親、それで「ニンゲンフシン」になってしまった母親との間で揺れる少年・えび男君と、一人暮らしの「私」が過ごす、寂しくも優しい温もりに満ちた、冬の日々。
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えび男君は「私」の目をあまり見ないで話す。話ながら丁寧に皮をひろげたミカンをチュウ、と吸う。
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「学校で作ったの。あげる」
えび男君がくれたのは、手作りの牛や豚が乗った箱庭。箱庭を眺める「私」を、長いまつげの影を頬に落とし、熱心にのぞき込む。
だけど、そんなえび男君が姿を見せなくなった…。
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