オープニング映像。
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「シン・シティ」的なアメコミ風のイメージで映像作家・メリケンサック氏(すごい名前)にお願いしました。
KAKUTAの本公演で映像を使うことはあまりないのでドキドキしていたんですが、OP曲のマーヴィン・ゲイと良い感じにマッチして、ちょっと劇画タッチなアメコミ漫画っぽくて、お気に入りです。
ヤクザの欽次が記憶をなくすきっかけになる、ルートビアを飲むシーン。
照明と映像のコラボな感じが、好きだった1コマ。
スケキヨ原さん、先ほどのラフなスタイルと一転、ちょっと不二子的なボディコンシャスなファッションです。
普段はあまり着ないような格好が出来たのも今作品の面白かったところ。
というわけで、ここでちょっと、ファッションチェックしてみましょうか。
見た目のインパクト大なのがやはり、小津朝雄役の川本。
スキンヘッドにサングラス、ダブルのスーツというところで、典型的なギャングスタイルです。
同じスキンヘッドでも今年の1月は、
お坊さんでした。
使い勝手が良い頭ですね。
全員今回の舞台とイメージが違いすぎてて、並べてみるとちょっと面白い。
同じくインパクト大といえば瀬戸湯太郎役・馬場のこの眉なし。
こないだ劇団のミーティングであったときも、やっぱり眉なしでした(当たり前)。
だけど今、注目してもらいたいのはこのTシャツ。
もともとはジャスミン(原扶貴子)用にと、衣装・るり子と連れだって買い物に出かけ、新宿は三平にて購入した物ながら、湯太郎さんの方にジャストフィット。
当KAKUTAでは気に入った衣装を半額買い取りして良いコトになっていますが、馬場君はこれ、いらないそうです。(普段も着なよ!)
今はKAKUTAの倉庫に眠っています…南無三。
この作品の一番人気キャラといえば、謎の便利屋・CHILL(奥田洋平)。
「レザボア・ドッグス」のティム・ロスみたい~!とかってイメージでお願いしつつも、個人的に奥田氏は「ザ・コミットメンツ」という映画の主人公にクリソツだと思うんです。
あ~誰か共感してくれる人、いないかなー。
ラストシーンはクールに決めている洋平ですが、個人的には、
こっちも好き。パーティーシーンで、一番馬鹿馬鹿しい格好をしているのが彼。天使の羽をつけています。窓枠のキラキラ飾りが妙にはまっててカワイイ。
ペーティーといえば、これもひどい。(ひどいって言い方もなんだが)
彼女はモヘアの羽をつけています。後ろ暗そうなキャラたちに限って羽がついているという、よくわからん共通点。
原生林にいそうな蝶のようですね。
そんでもってこれ。「あれ?コリアンモーテルじゃないの?チャイナ?え?」と無駄に混乱させた琶子(桑原)の場違いなチャイナ服。
右手に拳銃、網タイツ、髪には花を飾って。別名を「峰不二子になれなかった女」という。
後に身内内で「売春チーム」と不本意な呼び名でまとめて呼ばれることになる三人。
売春斡旋業者の富吉役・鈴木歩己氏と、尻山君役・凪沢渋次氏にお願いしたイメージといえば、「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる日本人サラリーマンのイメージ。結構そんな感じ出ていますネ。
歩己さんの髪には白髪メイクが施されています。
尻山君がサラリーマンなのにスポーツバッグというのも、新人ぽくていいですね。
韓国人・ヒバリ役の大枝は、少しわかりやすく韓流的な印象の赤紫ワンピ。髪を結ぶシュシュが雰囲気出してます。
韓国人・ゼグン(松田昌樹)のファッションは、韓国人っぽくこういうファッション、というよりは、韓国人なのに日本のアニメ好きというところに密かなポイントあり。このTシャツ、よく見ると日本の野球少年のイラスト。野球のユニフォームには「MEISEI」と書いています。
ファンならおわかりでしょうか。そう、「タッチ」のたっちゃんです。
ちなみに別の場面では、コロコロコミックのロゴになっているドラゴンのイラストTシャツを着ていたりします。
この写真じゃわかりづらいけど。
っていうかなんだこのシーン。(笑)