全部の話とひとつの楽屋を共有して同性同士徐々に仲良くなっていくのも楽しければ、他のチームのイケメンと喋ったりするのも楽しい。協力し合い互いのチームの舞台をセッティングするのも楽しいし、終わってからの打ち上げも、なお楽しい。
ライバル心や自分の組だけに執着する気持ちはいつの間にか消え、舞台袖でお互いに励まし合い、応援し合うようになる。終わって他チームとお疲れと言い合う瞬間は、本当に貴重な体験をしてると実感させてくれる。
この企画の本質が、競い合うことではなく人と出会うことにあるんだと改めて気づくのだ。
実際、ラフカットから始まった出会いをあげればそれはそれはたくさんある。同じ年に一緒にやった青木豪氏をはじめとするグリングご一行にしてもそう、KAKUTAに出演してくれた人もいれば、川本なんかは成清の出演したラフカットが始まりだ。大切な心の友も出来た。そう言う企画なのだ。
だから、そんな体験をこれから出来る皆さんが羨ましくもあるし、怖がらずにいってらっしゃい!と肩を叩きたい気持ちだ。
…なんてかっこつけて言ってはいるけどさ………。
脚本家桑原としては………、
こわいいいいいいい!こえええだああああ!
誰か大丈夫だっていっちくりよおお、おれはよおお、いつだって何だって不安なんだよおおおおお!!
今回に限らず、何書いてもどの公演でも毎回怖いんだけどさ、ホントどうにかならないのかこの性格は。なーんだろこの臆病者っぷり。嗚呼、誰か私にも「怖がらずいってらっしゃい」と言って!!!