『南国プールの熱い砂』
例えば。
(撮影:相川博昭氏)
こんな常夏風味のチラシを作るにも、それなりの苦労がございます。
撮影は大体公演4ヶ月前くらい。つまり初夏にやる舞台なら真冬の撮影。
真冬でした。ここにいる人全員風邪かインフルエンザ。
外で、桑原自宅の庭に砂を敷き詰めて撮影しています。近所の人が面白がって見に来ました。
気温4度くらい。辛すぎて逆にハイテンション。はしゃぐ姿も痛々しい。
こんな風にして撮ってます。よく見ると鼻の頭が赤い。
馬場は体半分しか写らない予定なのでせめてもの防寒にとタオルを掛けています(さりとてその効果はほぼないと言っていい)。
スカートを糸で引っ張っているののがわかります。風でなびいているように見せるため。
『あおはるぽぉず’72』
70年代初期を舞台にしたこの作品。洋服もヘアスタイルも全て70’Sに彩られました。
つけまつげばっちりの大枝と、後ろは臼井君(BQMAP)。
佐藤滋と、高山奈央子組。
なかなか、ナイスカップルですな。中村雅俊風のパーマを当てるためしばらくロン毛にしていた佐藤滋は、実際当ててみると加藤鷹にそっくりでした。ププ!
私と、バビィ(桃唄309)組。
メイクさんには「もっとも70年代な顔を作れた!!」といってもらった私の顔は、母にそっくりです。バビィがこりゃまた頭の先からつま先まで70’sで、本編でも自作のフォークを弾きがたってもらいましたが、痺れるほど良い味出してます。
原扶貴子、成清正紀組。
カップル…?何だか、あんまりアベックとしての二人が想像尽きませんが、とにかく原、ナイスインパクトです。
浅草仲見世通りで撮影。高山は良い女っぷりを、成清も男前ッぷりを発揮しています。着物を着ているだけなのに二人ともスジもんな匂いがしますね。
2004年版の撮影では、こうした浅草街なかの写真とは別に、遊園地で遊んでいる図なんかも何点か撮影したんですが…。
なんでしょう、これ。
宣伝写真として正しいのでしょうか。手前の男たち、誰一人楽しそうじゃありませんが。こんな男たちで遊びに来たのか、想像するのも難しいです。後ろで間違い探しのように大枝と佐藤陽子がいるのも、変な感じ。
『おまけ』
KAKUTAの2002年当時のプロフ写真。
か、川本君の髪が………!!!たくさん………!!!