いやあ、それにしても毎日、いい天気です。(つっても数日しかいないわけだけど)
ハワイでは雨季と乾季って風にわかれてまして、5月からはちょうど乾季に突入したところ。なんで、午前中雨がぱらついても昼間はほら、この通り。
部屋から見下ろしたホテルのプール。きゃほ!リゾートだぜ!
さて、そんなリゾートジャーニー。食い道楽、夜遊び、ときまして、女子の道楽と言えば何か。
も・ち・ろ・ん!!ショッピングでしょう!
安い地元の洋服屋を覗いた後、巨大ショッピングモールへお出かけ。
やっぱりアレね、買い物って女のコをときめかせるのね。
ぎゃほ!!ご満悦。
歩きくたびれて、コーヒーを一杯。そんなところであった、店員さんとのやりとり。
店員「(英語)サイズは?」
原「(英語)ミディアム」
店員「(英語)持ち帰りますか?」
原「(英語)はい」
店員「(日本語)オナマエハ?」
原「(日本語)あ、原です」
最後の二行は、いるのか?
それまで英語だった原も、いきなり日本語の敬語で返している。
なんで名を聞かれたのかわからぬままコーヒーを受け渡された。
これってお持ち帰りの人は注文した人がわからなくならないように名前を打つという決まりなのかしら。よくわからんけど。
家に帰ってレシートを見ると、やっぱり名前が記入してあった。
「HADA」
私や原が洋服屋を回っている間、時差ボケで遅れて到着した成清もショッピングに混ざったのだが、成清は師と仰ぐ清水宏さんへのお土産探しに夢中。
成清「俺にとって清水さんの考え方は、パーフェクトなんだ」
とか言ってたもんね。良いモノを見つけたいんでしょう。
それにしても、巨大ショッピングモールに来ているというのに、成清は怪しげなワゴンショップばかり覗いていて、不安…。
途中話しかけに行くと、ハワイならどこにでも売ってそうなガラスのネックレスに心を奪われていた。
やがて成清がホクホクした顔で戻ってきて、「良いモノが買えた」と嬉しそうにしている。
「10ドルまけてくれた」
え?値切ったの…?ショッピングモールで?
いや、いいんだけど、10ドルも値切れるって元はいくらよ?
そしてホテルに帰宅後、その成清が買ったお土産を見せてもらいました。
成清「これですよ!」
なにこれ……?
成清「照明に当たると綺麗なんだよ」
そういいながら、間接照明の前でクルクル回してみる。蝶は鈍い光を受けながら、回転した。
ふ、ふうん……。
成清「綺麗でしょ?」
あ、うん……。
成清「(回るのを眺めて)………………………失敗したかもしれない」
嗚呼(涙)!!
確かにお店で見たときは、このクルクル回るよくわからん飾り物はワゴンの中にいくつも飾られて回り、色とりどりで綺麗であった。だがこの鉄板で出来た奇抜なチョウチョを、日本の清水さん宅のどこに飾ればいいのだろうか。明かりが入らないと効果が発揮できないし、しかも何だか重くて、先が鋭利だし…。
一体、これをおいくらで成清は…。
このお値段については、最後まで聞けなかった。
清水さん、どうぞお部屋に飾ってくださいマシ。
ショッピング、食い道楽、夜遊び…と散々遊んだが、リゾート旅行に於いて最もメインであるべきことお忘れでないですか、と自分らに問うてみる。
そして乗り出したのはもちろん……。
常夏の…!
海!!!
※親指と小指を立てるのはロコのマークらしいんだが、私がやるとどうしたって「電話」になってしまう。
一緒にいるのはKAKUTAのサポートスタッフで何年も手伝ってきてくれは初村かずみちゃん。彼女は現在ハワイに留学中なので、遊びに来てくれたのでした。
カズミちゃんがペラペラに喋れるので私らは楽ちん。楽しかったねえ。
ホテル前のビーチは人も少なく、優雅に過ごさせてくれる。
通りかかったセグウェイにも乗ったぜ!
成清は『南国プール~』の衣裳水着。急遽そのへんで買ってきたというサングラスが女たちから「なに?GTOデスカ?」と大不評。ホテルに置いて帰っていた。
ホテルのプールでトロピカルカクテルを頼んだら、なぜかカクテルの中に孫の手が入ってた。
よくわかんないけど、とりあえず店員さんに向かって、孫の手で背中を掻いてみせたらえらい爆笑していただいた。
いや、これ、至極普通の用途で孫の手を利用しただけですけれども…?
他に何か別の使い道があるのだろうか。
常夏楽園の日々は瞬きするほどの速さで走りすぎていった。
日々の疲れに癒しを。遊びを。
求めよさらば与えられん。
スピリチュアルリゾート三人旅。
しかし帰国後は稽古地獄の旅貧乏。それが現実なわけだけど。