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吐露始め 2009/03/30 月曜日

ママだったわけで。

本日稽古の帰り道、混み合う電車で足を組み、ぶつかるたび睨みあげる哀しいほど頭の悪い女に注意をしたところ、口汚く罵られた挙げ句、あろう事か殴りかかられたので、首根っこを捕まえて電車を降り、警察につきだしてきました。
お巡りさんの前でひれ伏させたところですっきりと帰還です。
こんばんは!
いやはや、小田急線も柄の悪い女の子はいるんですナ!

さて、老け顔の若者にババアと罵られた今日の私(カオスな気分)ですが、この歳になると、当然ですが舞台でも若者に囲まれる現場が増え、「姉御」とか「姐さん」などと呼ばれる機会が出来ました。
それでも、この前出演した「K」という舞台が、私にとっては初の「姐さん」。
舞台という世界は一生現役という人が多いですから比較的年齢層も高いし、私でもまだまだポジションは若手。
だから、見渡すところほぼ全員私よりかなり年下、という現場が初だったんですね。
この舞台の座長は、今をときめく羞恥心の野久保直樹さん。
座長を持ってしても、私より5つも年下ですよ。
きらっきらですよ。

稽古が始まる前は、KAKUTA勢に「絶対姐さんとか呼ばれないようにするから!」とか言って出かけたものの、キャストの中に平成生まれもいるようなフレッシュネスな場所で、その呼び名を抗うことなぞ出来やしませんでした。

こんな盛り具合だったからなおさら。
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スナックのママという役だったので、余計に姉御的な立ち位置な訳ですが、しまいにはお客様から「このチームの母ですね!」というお言葉を頂きました。
ありがとうございます。
でも「姉」止まりでお願いします…!!(涙)

この写真はとなりにいるイケメン、早田剛君にもらいました。
マー、見てよこの顔。整ってるざんしょ。
衣装を着て、メイクをした彼を見て「マーッ!郷ひろみみたい!」と絶賛したけれど、「いや、今の郷ひろみじゃなくて、「林檎殺人事件」の頃のだよ?」と言ったところで、23歳の彼には郷ひろみの若い頃がいかにかわいかったかピンと来なかったことでしょう。
いやもちろん、私も若い頃の郷ひろみをよく知る世代ではないんだけど。
何とも真面目で丁寧な男の子で、メアド交換をするのも、ちゃんとマネージャーさんと相談してから、私に失礼のないようにと気を使ってくれます。
おい!馬場とか、見習った方が良いよ!
バイト先で同僚に馴れ馴れしくしすぎだと注意された馬場よ!
最近のイケメンは美しいだけでなく、マナーも良いんですよ。

そういえば「K」の写真とかいろいろ撮ったのに全く載せる機会がなかったので今さら載っけてみる。

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こちら全体の集合写真。
す、すまん、早田君。これは勝手にブログから拝借しました…。
(打ち上げでみんなで同じ写真を撮ったんですが、あたし、自分のカメラで撮った奴、酔っぱらってて消してしまった…)
ほんとね、アイドルのブログから勝手に借りたりしちゃいかんですよ。
お詫びに宣伝しとこ。
早田剛!平成の郷ひろみ!彼のブログも面白いよ!いつかデエトブログに出演希望!(言ってみた)
まあこんなとこで宣伝しなくとも、よっぽど彼のブログの方がアクセス稼いでるわけですが。

それにしてもまー。イケメン揃いだね。
その男子の一人と見まごう感じでテーブルの一番下にいるのが私なわけですが、まるですごいみんなに混じり合ってる仲良しっこの様でいて、実際は打ち上げで一気を煽られ、酔いつぶれて動けなかっただけ。
大打ち上げにも限らず、深夜2時で撃沈し大人しくホテルに帰ったわけですよ。

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共演した数少ない女子メンバー、麻衣と里絵。
マーかわいいこと、この写真は千秋楽の直後でさ、ふたりとも泣いておったもんだから可愛さのあまり撮ってしまった。
こやつら、楽屋でDSでときメモのガールズサイドを熱心にプレイしておった。
おい!楽屋の扉を開けてみろ!リアルときメモが目の前にあるじゃねえか!ともちろん私は叫びましたよ。
リアルにイケメンパラダイスの中で、DSときメモ。どんな贅沢だ。

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ルドビコ☆の林修司君。
このメンバーの中でも生粋の演劇野郎で、マーこんな稽古熱心な人見たことないってくらいずっと芝居のこと考えてる。見習わなきゃと思いました。マジで。
それにしても私のこの黒々とした感じは何だ。

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写真ぼけぼけですけれども、左端のカワイイ小熊チャンみたいな人は演出家の坪田塁さん。
ホントね、自由にやらせてもらいました。ありがとう坪田さん。

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唯一出演者で年上だった大先輩、水谷あつしさん。恋人役でご一緒させていただきました。
素敵だよこの方は。ホントね、出番の5秒前とかにアドリブの相談とかしてきます。
でもね、それで芝居はぶれないし、やっぱりセンスが素晴らしくて、だから本当にご一緒できて勉強になった。
うまいだけじゃダメなんす。ふざけてるだけもダメなんす。そんなバランスセンスが素晴らしい方。

つうことで、「K」という舞台は、そんなイケメンたちがゾロッと出ている、それはもう逆ハーレムのような舞台だったわけですが、いかんせん姉御だの、母だのと呼ばれてしまう私に、こんなイケメンズと恋に落ちてしまうようなトキメキの奇跡は当たり前ですが、起こりませんでした。
稽古場で更衣室が男女共用だったもんで、うっかり着替えに入ろうとして座長のパンツ姿に遭遇してしまったことがあるのですが、そんな時でも「いいっすいいっす!むしろどうぞ!」って感じで眩しい笑顔が飛び込んできました。それはそれはフレッシュなもんでしたが、トキメキのひとかけらも生まれないのはそれはそれで寂しいものでございますね。

お客さんにも「裕子姐さん!」と呼びかけられ、いつのまにお客さんにまで浸透したのかと衝撃を受けましたが、何より今思うのは、そんな「K」を観に来てくれたお客様の一握りでも、KAKUTAに来ないかなという、何とも現実的で切実な祈りでございます。

そんなわけで稽古も残りわずか。
電車で喧嘩売られてる場合じゃないですヨ!

吐露終わり
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