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吐露始め 2009/04/18 土曜日

5月18日の吐露を今。

どーも、桑原です。
もはや「毎日」などという約束は約束ではなかったかのように守れない日々が続いておりました。
ゆえに、ことわざ辞典に習って「マ行」をかたくなに守ってきた日記のタイトルも変えて、約束?そんなもん破るためにあるんだファック、とまで開き直る訳じゃござんせんが、パンクなていで心機一転こんにちは桑原です。

帰れない夜、さとがえり、共に終了しました。
ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。
思えばこんなにもハードな公演は過去になかったのではないか…なんて言ってみたところで絶対にあったはずなんですが(野外公演とかもやったしね)、それなりにいやはや、今回も大変な公演でした。
だけど、朗読とストレートプレイという、全くジャンルの違うに作品を、思い切り雰囲気も変えてやれたのは、楽しいものでした。
そんな思い出話を熱く語りたいなと想いながらも、今もはや私が演出として参加させてもらっている舞台、5月のバンダラコンチャの稽古がガンガン始まっていたりして、なんだか書きたいことがいっぱい。
と言うわけで、また日を重ねながらどちらの話もゆっくりしていくことにして、今日は、ちょうど約一ヶ月前に書いたものをアップしてみようと思います。

一ヶ月前、我が家の猫がこの世を去りました。
それはもう稽古まっただ中の時でした。
稽古まっただ中にもかかわらず、どうにも何も手が着かない状態に陥り、二日間、稽古をお休みしてしまいました。
家で何をやっていたかというと、文字通り、何も手が着かず、何も出来ずにいました。
お休みしてる間に稽古のことを何か考えておくべきだろうとわかっていながら、寝ても覚めても泣いてばかりいて、そういう、あまりにもなにも手がつけられない状態で一日を過ごすというのも、それなりにやはりしんどいものがありました。
それで、何か書いていれば気が紛れるのではと、書き始めたのがこれからアップするものです。
今、この時、頭の中を一杯にしめているものを文字にしてみよう。
気持ちを文章にして、キーを打っている間は少し冷静でいられるのでは。
そんなことを想い、書いたもの。
つまり全て、我が猫の話です。

稽古休んで何やってるんだという感じですね。
本当に、申し訳なかったと思います。
ただ、この時の自分は、こういうことでもしてなければ時間を過ごせなかったのです。
誰に向けるでもなく気の赴くまま、ひたすら時を過ごすためにだらだらと書いてみたらば、信じられない分量になりました。

だから正直、人に読ませるような代物じゃないです。
内容も支離滅裂だし、そんな最中に書いたのだからもの凄く暗いし、今まで書いたことがないような個人的なことまで恥ずかしげもなく書いてしまっています。
誰かに読ませる、と言う意識のないものは、こんなにもつまらないのかという代表のような内容なので、たまたまこのページをご覧になった方は、飛ばしてよろしいと思います。
これをまともに読む人は、相当に暇か、私のことが好きですね(言ってみたすいません)。

じゃあ、何でそんなのを載せるのかって話ですが。
自分のために書いたのだから、別に敢えてここに載せることもないはずです。確かに、確かに。
でも、自分の気持ちが少しでも落ち着いたら載せようと、なぜだかその時漠然と考えていたので、そのまま従ってみることにしました。
読ませる相手を想定していないくせに、載せる場所を想定して書いたのは、自分しか読むことのない本当の日記にしたらば、

さびしい
会いたい
帰ってきて

しか書けなかったからかも知れません。
それを狂ったように殴り書くのでは、何も手が着かず過ごすのとさして変わりません。
ともかく、わざと自分の気持ちを整理しようと努めたので、吐露部屋を利用したというわけです。
そして、載せようと思ったとき。
それが、思いがけず一ヶ月後だったというわけです。意識したわけではなく。

では、一ヶ月経った今、本当に落ち着いたのかと言えば、嘘になります。
今でも日記を書いたなら、

さびしい
会いたい
帰ってきて

になってしまうと思います。
ただ、無理矢理このことを考えないようにして稽古をしていた日々が終わって、「ゆっくり考えても良い時期」になったからかなと、思っています。

舞台の千秋楽を迎え、打ち上げから家に帰るとき、「もうシー(猫)のことを考えていいんだ」と思うと、もの凄くホッとして、その夜久しぶりに、泣きに泣きました。
今回やった舞台「帰れない夜」の中にある「昨日公園」の中で、遠藤という主人公が公園に一人でやってきて、「ずっとここに来たかった。ここでマチ(親友の死)のことを考えたかった」という記述があります。
私もきっとそれだったんだと思います。
とはいえ…コレも情けない話なんですが、アップしてから自分で読むのは、まだ少し先になるかも知れません。

なんだそりゃ。
ほんとにね。

というわけで、前置きから長いですが、しばらく、駄々長い駄文が続きます。
数日すれば普通のくだらねえ吐露部屋に戻るので、どうか、ご容赦くださいませ。

吐露終わり
もくじ
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