いよいよ小屋入り。
ただいま、劇場で成清のパソコンより書いています。
これで毎日更新の約束を果たせそう(もう破ってるけど)。
ところで、スズナリ。
私、ほんっとに恥ずかしいけど、いまだに駅からまっすぐたどり着けないんです。
全くわからないなら地図を見るんだけど、わかってる気がして出発してしまうだけに始末が悪い。
今日も迷ってしまって、スズナリに行くはずが気がつけば本多スタジオに。
なんで?!(涙)
結局、たむさんに迎えに来てもらう始末。
極度の方向音痴は普段からですが、さすがにもう何度も通ったスズナリなのにとわれながら情けなくなります。
だ・け・ど。
これは、私がスズナリに立てるようになるまでおぼえなくてよいと言う、私の小さなおつむを慮っての神様の采配だったのではないか。
だから、今日から覚えればいいんだ!!
何度猫ホテを観に、グリングを観にスズナリへ通ったかわからないのに、そんな納得の仕方でいいのか。
しかし、とにかく今日からは覚えるんです。
だってついに、夢のスズナリに立てるんですものね。
トラム、円形劇場と、大好きな劇場はいくつもあります。でも、客演も含めて一度も立ったことがなく、いつか立ちたい、なぜ立てないの、縁がないのかしらと嘆くほどにあこがれていた劇場がスズナリ(辿り着けなかったくせに)。
今日バタバタと小屋入りするまでその実感が沸かなかったのですが、ロビーで一息ついたとき、急にその感慨が湧き出てきました。
ああ私、スズナリでやるのね・・・!
それもKAKUTAで!!
先月ACTシアターに立ったことを思うと、下北沢の古い劇場に立つとことへの感動に私が震えていることへ、ぴんと来ない方もいることでしょう。
だけど、ずっとこの場所で面白い舞台を見続けてきた役者にとっては、その先人たちのパワーもこの場所に染み付いているような、わたしもその恩恵にあずかれてしまうような気がしてしまうのです。
役者で食べていく!とか、大きな野望を持つのはもちろん大事ですが、いつかスズナリでやりたい!という、具体的な夢を持つのもやっぱり大事ですね。
ビバ・スズナリ!道を覚えて毎日通うよ!どうぞよろしく!!