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久しぶりに実家へ電話。
昨日、ドイツ旅行に出かけていた母・ミユキが帰ってきたのです。
電話口の向こうで留守の間に溜りに溜まった父の洗濯物を洗うのに大忙しな様子で詳しい旅話しはほとんど聞けなかったのですがね。
今週末には何故か長野に赴き、父と父の仕事関係の方と一緒に巨大な凧を上げてくるそうです。
なんじゃそりゃ。
2週間も間が空いてしまいこんなコーナーあったけか?と忘却の彼方に消え去る寸前の『野澤家』ですが、お暇でしたら読んでってください。
前回まで書いていた妹・とうことの思い出編の続きです。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
“打倒・コボちゃん”を胸に4コマ漫画を書くことに熱中していた中2時代、きちんと勉強して成績をグングン伸ばしていた妹・とうこが来年には同じ中学に入学してくるという段になり、今一度“姉”としてのお姉ちゃんらしさをアピールしようと考えた私が企てたのが“とう子との交換日記”でした。
すでにこの時点で非常に残念極まりない匂いがプンブン致しますね。えぇ。
内容はというと、私からとう子に向けて書いていたのは、今、自分はこんな勉強をしているだとか、友達にこんな子がいるだとか、主に中学生活に関することと、なぞなぞや間違い探しといったクイズ、そして4コマ漫画でした。
中学での様子を書くのはまぁわかります、一応姉として先に中学校という世界を体験しているわけですから、それを教えてあげようという気持ちは姉然としようと頑張っているとも言えなくもない。
しかし、クイズはナシだろう。
4コマ漫画に至っては、もうできることならデロリアン(byバック・トゥ・ザ・フューチャー)にでも乗って、当時夜な夜な机にかじりついて書いていた自分に“お願いだから辞めてくれ”と説得しにいきたい。
唯一救いだったのは、とう子がその私からの一方的な交換日記をまぁまぁ楽しんで読んでくれていたこと。
進研ゼミの赤ペン先生のごとく、きょうのクイズはなかなか難しくて解くのに時間がかかったよとか、○○先生の話しが面白かったねと、返事を書いてよこすのです。
それでまた私が調子に乗って…
結局、とう子が中学にあがるまで続いたその交換日記で姉らしさをアピールすることは皆無に終わり、より一層、妹的立ち位置を確立したのでありました。